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明叟宗普書状 (みょうそうそうふしょじょう)

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  7. 明叟宗普書状 (みょうそうそうふしょじょう)

ページ番号:308-677-817

更新日:2013年3月13日

明叟宗普書状(みょうそうそうふしょじょう)<非公開>

 明叟宗普が、小田原北条氏に仕えた医師安栖軒あんせいけん(田村長伝ちょうでん)に宛てた手紙です。仲冬(11月)の日付がありますが、年次は未詳です。
 本紙は縦26.0cm、横39.8cmで掛軸に装幀そうていされています。
 書状には、手作りの納豆を贈られたことへの礼と、安栖軒の弟である益首座えきしゅそ日新宗益にっしんそうえき)に関わることが記されています。ここでいう納豆は、糸引き納豆ではなく、大徳寺納豆のような塩辛い納豆のことです。
 明叟宗普(1516~90年)は、永禄11年(1568)に神奈川県箱根町の早雲寺5世、元亀2年(1571)に京都の大徳寺の113世となり、その後早雲寺の塔頭たっちゅうとして小田原市に創建された廣徳寺の開山となります。日新宗益は、明叟宗普の法を嗣いだ大徳寺154世の龍室宗章の弟子となり、元和5年(1619)に大徳寺162世となります。
 区内に所在する文書としては古く、廣徳寺の歴史に関わる史料として価値があります。
 
 ※平成24年度区登録

明叟宗普書状1

所在地

廣徳寺(桜台6-20-19) (非公開)

お問い合わせ

地域文化部 文化・生涯学習課 伝統文化係  組織詳細へ
電話:03-5984-2442(直通)  ファクス:03-5984-1228
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