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棒屋資料 (ぼうやしりょう)

ページ番号:783-803-520

更新日:2011年9月26日

棒屋資料 (ぼうやしりょう)

 主に農具等の棒柄を製作・修理する棒屋に関わる資料です。
 「関東信越樫製品工業組合」の看板などの営業関係資料をはじめ、手斧ちょうなのこかんなしゃくきりのみ、小刀、目打ち、コンパスなどの道具やくるり棒・風呂鍬ふろぐわ・へら・滑車などの製品と型です。
 区無形文化財「棒柄ぼうえの製作技術」の保持者であった井口平蔵氏(平成7年死去)が使用していた一括資料です。井口氏は明治43年(1910年)に生まれ、昭和13年(1938年)井口棒屋を興し、戦後は農具から鳶道具に製作の中心を移しました。
 道具類には丸棒を削りだすための丸鉋やそり台鉋が多くあります。また、風呂鍬ふろぐわの型などには、注文主や年号などが墨書すみがきされており、昭和13年の開店時のものもあります。
 近郊農村として発展してきた練馬において、地域的特色を示す資料であるとともに、棒屋の技術を伝えるものです。

 平成10年度区登録

所有者および所在地

 (石神井町5丁目12番16号)
 ※収蔵品ですが、希望により公開します。ご相談ください。

お問い合わせ

地域文化部 文化・生涯学習課 伝統文化係  組織詳細へ
電話:03-5984-2442(直通)  ファクス:03-5984-1228
この担当課にメールを送る

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