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大山講灯籠立て行事 (おおやまこうとうろうたてぎょうじ)

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ページ番号:720-381-949

更新日:2011年9月26日

大山講灯籠立て行事

灯籠立ての写真

 神奈川県の大山を信仰し、阿夫利あふり神社に代参する大山講で行われている灯籠立て行事です。
 毎年7月26日から8月16日まで、大小ふたつの灯籠を道路に立て、講員が交代で毎晩火を灯します。
 現在は下石神井2丁目の講元の自宅敷地内で行われていますが、元は下石神井1丁目の千川通りに面した路傍で行われていました。農作物の豊作を祈願する行事と伝わっています。
 現在使われている灯籠は、大きい方を「本神ほんじん」と呼び、長さ約2.3メートルの角材を竿とし、その上に高さ約70センチメートルの木製の火袋ひぶくろを載せます。小さい方は長さ約1.8メートルの丸太に高さ約50センチメートルの火袋ひぶくろを載せます。竿は掘っ立てで、「本神ほんじん」は四方に木製の柵を組み、青竹を四隅に立て、しめ縄を廻します。7月26日午後3時頃から講員が集まり、灯籠を立て、野菜などを供え、火を灯し全員で祈願した後、飲食を共にします。
 現在、旧字きゅうあざ向三谷むこうざんやの12軒で行っており、地域に伝承されている民間信仰の行事として重要です。

 平成14年度区登録

伝承地

向三谷むこうざんや大山講(下石神井1・2丁目)

お問い合わせ

地域文化部 文化・生涯学習課 伝統文化係  組織詳細へ
電話:03-5984-2442(直通)  ファクス:03-5984-1228
この担当課にメールを送る

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