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氷川神社の旧拝殿・力石(ひかわじんじゃのきゅうはいでん・ちからいし)

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ページ番号:961-899-759

更新日:2019年4月22日

氷川神社の旧拝殿・力石(ちからいし)

 氷川神社の参道わきには、だ円形をした河原石かわらいしが八つ置かれています。この石は力石ちからいしといって、江戸時代後期から明治時代にかけて、関東地方の若者たちが「力だめし」に使ったものです。
 娯楽の少なかった農村では、神社の祭礼は村人たちにとって大変待ちどおしいものでした。祭礼の日には、踊りや芝居、相撲などさまざまな催しものが行われました。若者の力くらべもそのひとつで、祭りの日、若者たちは大きな石を肩に担いだり、頭上まで持ち上げたりして、力くらべをしました。この力くらべで、持ち上げられた石のうち最も重いものが神社に奉納されました。その石が力石ちからいしです。それぞれの石には村名そんめいと重量が示されています。特に55貫(約200キログラム)と刻まれている力石は、区内では大きな部類に入ります。
※平成4年度区登録
 同神社の旧拝殿は、江戸時代後期のもので昭和3年(1928年)に現在地に曳き屋ひきやし、改造して神楽殿かぐらでんとされました。現在は、奉納された絵馬が納められており、額殿がくでんと呼ばれています。屋根は、母屋を切妻造きりづまづくりとし、その四方にひさしをふきおろしてひとつの屋根とした入母屋造いりもやづくりで、鉄板ぶきとなっています。
 ※注釈:1貫は3.75キログラム。
 ※昭和63年度区登録

所在地

氷川神社境内(豊玉南2丁目15番)

交通機関

西武池袋線 桜台駅南口から「関東バス」高円寺駅北口ゆき
 ・・豊玉中下車徒歩5分

お問い合わせ

地域文化部 文化・生涯学習課 伝統文化係  組織詳細へ
電話:03-5984-2442(直通)  ファクス:03-5984-1228
この担当課にメールを送る

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