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紙本墨画淡彩希叟宗罕像 (しほんぼくがたんさいきそうそうかんぞう)

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ページ番号:307-262-413

更新日:2011年9月30日

紙本墨画淡彩希叟宗罕像しほんぼくがたんさいきそうそうかんぞう〈非公開〉

紙本墨画淡彩希叟宗罕像の写真

 掛幅かけふく、縦69.9センチメートル、横36.7センチメートルです。
 希叟宗罕きそうそうかん(?~1610年)は、京都の大徳寺住持132世、箱根の早雲寺11世です。また明叟宗普みょうそうそうふ法嗣ほうし廣徳寺こうとくじ2世となった僧侶です。天正18年(1590年)徳川家康により江戸に招かれ、神田に廣徳寺こうとくじを再興しました。
 本図の希叟宗罕きそうそうかんの賛(絵に書き添えられた詩・文など)によれば、慶長14年(1609年)廣徳寺こうとくじ塔頭たっちゅう徳雲院とくうんいんに隠居していた希叟きそうの肖像を常陸国府中藩主はんしゅの皆川志摩守しまのかみ隆庸たかつねが画家に命じて描かせたものです。
 比較的簡略な描写の墨画形式ですが、眼、唇などには淡彩が施されているなど、写実的な顔貌表現に特色があり、また廣徳寺こうとくじの歴史を示す資料としても価値があります。

 平成3年度区登録

所在地

廣徳寺こうとくじ(桜台6丁目20番)〈非公開〉

お問い合わせ

地域文化部 文化・生涯学習課 伝統文化係  組織詳細へ
電話:03-5984-2442(直通)  ファクス:03-5984-1228
この担当課にメールを送る

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