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尾張殿鷹場碑・石神井町 (おわりどのたかばひ・しゃくじいまち)

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ページ番号:725-869-272

更新日:2010年2月1日

尾張殿鷹場碑(おわりどのたかばひ)

尾張殿鷹場碑の写真

 江戸時代、旧小榑村こぐれむら(現在の西大泉・南大泉・大泉学園町一帯)と旧橋戸村はしどむら(現在の大泉町一帯)には、尾張徳川家の鷹場たかばがありました。その境界に建てられた石柱せきちゅうが、尾張殿鷹場碑たかばひです。
 鷹狩りは、飼い馴らした鷹を放ち、小鳥や小動物を捕らえる狩猟法です。尾張徳川家の鷹狩りは、軍事訓練や農村の視察に加えて、民衆に大名の威信を示すことを目的に、寛永8年(1631年)から慶応3年(1867年)まで行われていました。1回の鷹狩りで、300名あまりの尾張藩士が参加し、約10日間行われました。大名にとって鷹狩りは華やかな行事でしたが、鷹場たかばに住む人々は人足にんそくとして徴発されたほか、「犬猫は放し飼いにしない」「手をたたかない」「かかしを勝手に建てない」など細かい規定が設けられ、破ると罰せられることがありました。
 同鷹場碑たかばひは、高さ78センチメートル、縦・横15センチメートルの石造角柱かくちゅうで、下部が欠損し、3個体に折損せっそんしています。造立年ぞうりゅうねんは不明です。正面には、「従是西北尾張殿鷹場これよりせいほくおわりどのたかば」の文字が彫られています。大正2年(1913年)頃までは南大泉1丁目17番1号地先に建っていました。

 平成2年度区登録

所有者および所在地

石神井公園ふるさと文化館(石神井町5丁目12番16号)
 ※常設展示

 (石神井町5丁目12番16号)
 ※常設展示

お問い合わせ

地域文化部 文化・生涯学習課 伝統文化係  組織詳細へ
電話:03-5984-2442(直通)  ファクス:03-5984-1228
この担当課にメールを送る

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