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八ヶ谷戸遺跡出土の大形把手付縄文土器 (やつがやといせきしゅつどのおおがたとってつきじょうもんどき)

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ページ番号:230-493-361

更新日:2011年9月26日

八ヶ谷戸遺跡出土の大形把手付縄文土器やつがやといせきしゅつどのおおがたとってつきじょうもんどき

縄文土器の写真

 平成8年に行われた八ヶ谷戸遺跡やつがやといせき第二次発掘調査(大泉町2丁目17番)の出土品です。
 白子川右岸の台地端で検出された23号竪穴住居跡の中央に破片が集中した状態で出土しました。
 高さ42センチメートル、口径約19センチメートル、把手の高さ約10センチメートル、縄文時代中期の深鉢形ふかばちがた土器です。縄文を地文として、頸部けいぶ角押文かくおしもん波状沈線文はじょうちんせんもんを施し、微隆起線文びりゅうきせんもんの渦巻き状モチーフで装飾されています。
 この土器の把手とっては、東北地方の土器の特徴がみられる大形で微隆起線文びりゅうきせんもんによるS字状文様が施されています。
 形態や文様から東北地方の土器装飾の影響を受けた土器と考えられ、南関東地方の土器様相を示す資料です。

 平成11年度区登録

所有者および所在地

(石神井町5丁目12番16号)
 ※常設展示

お問い合わせ

地域文化部 文化・生涯学習課 伝統文化係  組織詳細へ
電話:03-5984-2442(直通)  ファクス:03-5984-1228
この担当課にメールを送る

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