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丸山東遺跡出土の片口土器(まるやまひがしいせきしゅつどのかたくちどき)

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  7. 丸山東遺跡出土の片口土器(まるやまひがしいせきしゅつどのかたくちどき)

ページ番号:679-061-427

更新日:2021年3月10日

丸山東遺跡出土の片口土器

 東京外かく環状道路建設に先立って、平成2年(1990)から平成4年(1992)に実施した丸山東遺跡(大泉町三~四丁目)の発掘調査で出土した縄文時代前期の関山(せきやま)式土器です。
 片口土器は、深鉢形の器形で、口縁の一方にU字状の片口をもちます。縄文時代前期に限られた地域で出土します。底部は欠けています。口径34cm、高さが42cm(残存値)です。地文は単節縄文で、縄文の末端を押圧したループ文が横方向に施され、胴部では菱形のモチーフがあり、多様な文様が表現されています。
 縄文を生かした施文手法が見られ、胎土(たいど)に植物繊維を含む関山式土器の特徴をよく示すとともに、区内出土の土器では唯一のほぼ完形に復元できた片口土器です。

平成25年度区登録  令和2年度区指定

所在地

石神井町5丁目12番16号 

お問い合わせ

地域文化部 文化・生涯学習課 伝統文化係  組織詳細へ
電話:03-5984-2442(直通)  ファクス:03-5984-1228
この担当課にメールを送る

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