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武蔵関遺跡出土の大型槍先形石器 (むさしせきいせきしゅつどのおおがたやりさきがたせっき)

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ページ番号:627-244-332

更新日:2015年8月26日

武蔵関遺跡出土の大型槍先形石器むさしせきいせきしゅつどのおおがたやりさきがたせっき

石器の写真

 昭和61年に発掘調査を行なった武蔵関遺跡(関町北3丁目14番)の出土遺物です。現存長約22センチメートルの槍先形石器で、狩猟の道具と考えられます。
 出土した遺跡は、富士見池湧水地周辺に分布する富士見池遺跡群に含まれ、周辺の調査結果などから、旧石器時代、縄文時代の大規模な遺跡であることが推定されます。
 この石器は関東ローム3層下面~4層上面(立川ローム層)の第4ブロックから、3点に折損した状態で出土しました。素材は硅質頁岩けいしつけつがんで両面剥離面を残さず、入念な調整加工が施されています。
 御子柴型尖頭器の系譜を引くものと考えられ、大型の槍先がた石器の分布を示すもので、石神井川流域の旧石器時代の様相を知る上で貴重な資料です。

 平成6年度区登録

所有者および所在地

 (石神井町5丁目12番16号)
 ※常設展示

お問い合わせ

地域文化部 文化・生涯学習課 伝統文化係  組織詳細へ
電話:03-5984-2442(直通)  ファクス:03-5984-1228
この担当課にメールを送る

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