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服部半蔵奉納の仁王像 (はっとりはんぞうほうのうのにおうぞう)

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ページ番号:477-335-567

更新日:2019年4月22日

服部半蔵奉納の仁王像(はっとりはんぞうのにおうぞう)


左側/吽形像(うんぎょうぞう)、右側/阿形像(あぎょうぞう)

 天正10年(1582年)京都でおきた「本能寺の変」の知らせを聞いた徳川家康は国元の三河に急いで帰国しました。このとき家康を警護していたのが伊賀衆でした。その後、家康が江戸に入城したときに、伊賀衆はこの功績により新たに領地を与えられました。練馬の一部もそのひとつです。江戸に移り住んだ伊賀衆は服部半蔵はっとりはんぞうの支配下におかれました。こうしたことから服部半蔵はっとりはんぞうが奉納した仁王像が区内でみつかっています。
 服部半蔵はっとりはんぞう奉納の仁王像は、阿形あぎょう吽形うんぎょうの2体で、いずれも高さが約1メートルあります。特に阿形像あぎょうぞう後背こうはいには、「宝永三年(1706年)十二月廿日はつか 大垣氏おおがきし 服部半蔵尉はっとりはんぞうのじょう藤原幸隆」の銘があり、この辺りが江戸時代に服部半蔵はっとりはんぞうとゆかりのある土地であったことがうかがえます。もとは現在置かれている御嶽神社おんたけじんじゃより約150メートルほど北側にあった高松寺こうしょうじにありましたが、明治の初めに廃寺となったため、現在地に移されました。

 昭和62年度区登録・平成3年度区指定

所在地

御嶽神社おんたけじんじゃ境内(高松3丁目19番)

交通機関

西武池袋線 練馬駅北口から「西武バス」成増町ゆき
 ・・高松3丁目下車徒歩3分

お問い合わせ

地域文化部 文化・生涯学習課 伝統文化係  組織詳細へ
電話:03-5984-2442(直通)  ファクス:03-5984-1228
この担当課にメールを送る

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