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関のかんかん地蔵 (せきのかんかんじぞう)

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  7. 関のかんかん地蔵 (せきのかんかんじぞう)

ページ番号:341-398-806

更新日:2019年4月22日

関のかんかん地蔵の写真

 関のかんかん地蔵は、石造で総高そうこう2メートル、像高ぞうこう1.4メートルの地蔵菩薩立像じぞうぼさつりゅうぞうです。台石だいいしに刻まれた文字から正徳しょうとく元年(1711年)10月の制作と推定されます。
 石でたたけば願い事がかなうといわれ、長い間たたかれてきたために足もとが細くなり、近年補修されました。「かんかん地蔵」というのは、このたたいた時の音からきたものです。青梅街道拡幅の際、現在地に移設されました。『新編しんぺん武蔵風土記稿』に「石地蔵像いしじぞうぞう 坐像長六尺ながさろくしゃく青梅道おうめみちノ北側ニたてリ、関ノ地蔵ト云、祈願ヲナスモノ石ニテ打ハうたばカ子かねノ音アルヲモテもって、カンカン地蔵トモいう、」とあり、江戸時代から信仰のあったことがしのばれます。
 このかんかん地蔵の両側には、かんかん地蔵と同じころに造られた胎蔵たいぞう大日如来座像(享保きょうほう14年=1729年)と勢至菩薩立像せいしぼさつりゅうぞう寛保かんぽう元年=1741年)がたっています。

 昭和63年度区登録・平成12年度区指定

所在地

関町東1丁目18番地先 (青梅街道沿い)

交通機関

西武新宿線上石神井駅南口または武蔵関駅南口から徒歩15分

お問い合わせ

地域文化部 文化・生涯学習課 伝統文化係  組織詳細へ
電話:03-5984-2442(直通)  ファクス:03-5984-1228
この担当課にメールを送る

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