季節性インフルエンザ
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更新日:2023年11月20日
1 季節性インフルエンザ
季節性インフルエンザは、例年12月から3月ごろにかけて流行します。感染経路は飛沫感染(※)と接触感染で、いったん流行し始めると短期間で多くの人に感染が広がります。感染すると、38度以上の発熱、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感などの症状が比較的急速に表れるのが特徴です。他にはのどの痛み、鼻水、咳などの症状も見られます。お子様ではまれに急性脳症を、高齢者や免疫機能が低下している方では肺炎を伴うなど、重症化しやすいといわれています。
※飛沫とは:ヒトが咳やくしゃみをした時に口から飛び出す小さな水滴
みんなで予防インフルエンザ(ポスター)(PDF:301KB)
小児の季節性インフルエンザ対策に関するお知らせ(東京都)リーフレット(外部サイト)
2 インフルエンザに感染したかもしれないと思ったら
未成年者や高齢者、基礎疾患等をお持ちの方が、インフルエンザにかかったかもしれないと思ったときは、医療機関を受診しましょう。
新型コロナウイルス感染症等の感染拡大による発熱外来のひっ迫時
重症化リスクが低く症状が落ち着いている方は、自宅で療養を開始してください。インフルエンザ薬の処方を希望する場合は、オンライン受診をご活用ください。
受診を迷った場合は、#7119(救急相談センター)、#8000(小児救急相談)などの相談窓口をご利用ください。
3 自宅療養される方へ
水分補給と十分な睡眠
高熱により脱水になる場合もあるので、お茶やジュース、スープなど、自分が飲みたいものなど十分な水分補給をしましょう。また、睡眠を十分にとって身体を休ませることも大切です。
外出を控える
周囲への感染を防ぐために、人込みへの外出を控えましょう。解熱してから2日以上経過するまでは、無理して学校(※1)や職場などには行かないようにしましょう。やむをえず外出する場合には、必ず不織布マスクを着用し、咳エチケット(※2)を守りましょう。
※1:学校保健安全法では出席停止期間の基準を「発症後5日経過かつ解熱して2日経過している」としている。
※2:咳エチケットとは
他の人に向けて咳やくしゃみをしない
咳やくしゃみが出るときはマスクをする
手のひらで咳やくしゃみを受け止めたら手を洗うなど
症状が重く受診を希望する場合
高熱が続く、呼吸が苦しい、意識状態がおかしいなど具合が悪いときは、かかりつけ医や発熱外来に相談ください。
4 インフルエンザに感染しないために
手洗いの習慣
外出先から帰った後や調理の前後、食事前などの手洗いを心掛けましょう。流水で石鹸やハンドソープで洗うと効果的です。これらはインフルエンザに限らず飛沫・接触感染による感染症の対策の基本です。
アルコール製剤による手指消毒も効果があります。
人混みへの外出を控える
インフルエンザ流行期には、特に高齢者の方、基礎疾患のある方、妊婦、体調の悪い方は人混みや繁華街への外出を控えましょう。やむを得ず人込みに入る可能性がある場合は不織布性マスクを着用するとある程度は飛沫感染を防ぐといわれています。
十分な休養とバランスのとれた食事
栄養バランスのよい食事を心掛け、十分な休養をとることはウイルスに対する抵抗力を高めます。
適度な湿度の保持
空気が乾燥すると、気道粘膜の働きが低下しインフルエンザにかかりやすくなります。加湿器などを使用し部屋の湿度を50~60%に保つと予防に効果的です。
室内のこまめな換気
季節を問わず、また新型コロナウイルス対策としても十分な換気は重要です。
<換気のコツ>
対角線上にあるドアや窓を2か所開放すると効果的です。冬場は暖房器具を使用しながら少しだけ窓を開けて常時換気をする方が効果的です。暖房器具の近くの窓を開けると入ってくる冷気が暖められるので、室温低下を防ぐことができます。
流行前のワクチン接種
ワクチンの接種により、インフルエンザが発症する可能性を低減させたり、発症した場合の重症化を防ぐと報告されています。またワクチンの効果は5か月程度であるため、毎年流行前に接種することが望ましいです。
高齢者等を対象とした季節性インフルエンザ予防接種費用の一部助成について(令和5年度実施分)
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お問い合わせ
保健予防課 感染症対策担当係
電話:03-5984-4671
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