エムポックス(サル痘)
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更新日:2024年4月1日
エムポックス(サル痘)は、1970年にザイール(現在のコンゴ民主共和国)でヒトでの初めの感染が確認された、オルソポックスウイルス属のサル痘ウイルスによる感染症で、中央アフリカから西アフリカにかけて流行しています。国内では感染症法上の4類感染症に指定されています。
※令和5年5月26日に「サル痘」から「エムポックス」に感染症法上の名称が変更されました。
2022年5月以降、従前のエムポックス(サル痘)流行国への海外渡航歴のないエムポックス(サル痘)患者が世界各地で報告されていますが、2023年3月時点では全体の症例の報告数は減少傾向にあります。
国内では、2022年7月に1例目の患者が確認され、その後散発的に発生が報告されていましたが、2023年に入り患者の報告数が増加しています。
症状
潜伏期間は6~13日(最大5~21日)とされており、潜伏期間の後、発熱、頭痛、リンパ節腫脹、筋肉痛などの症状が0~5日続き、発熱1~3日後に発疹が出現、発症から2~4週間で治癒するとされています。
「サル痘ってどんな病気?」リーフレット(東京都)(外部サイト)
どのような症状に注意すればよいか
・体の部位に関係無く、発疹や水ぶくれなどがないかどうか注意してください。
・その他、発熱、頭痛などの症状が見られる場合があります。
・水ぼうそうなどの他の発疹を生じる病気との区別が難しいことがあります。
・発熱やリンパ節腫脹などの前駆症状が見られない場合があること
・病変が局所(会陰部、肛門周囲や口腔など)に集中しており、全身性の発疹が見られない場合があること
・異なる段階の皮疹が同時に見られる場合があること
感染経路
主に感染した人や動物の皮膚の病変・体液、血液に触れた場合(性的接触を含む。)、患者と近くで対面し、長時間の飛まつにさらされた場合、患者が使用した寝具等に触れた場合等により感染します。
「サル痘を防ぐには」リーフレット(東京都)(PDF:1,286KB)
患者向け、接触者向けリーフレット(国立感染症センター)(外部サイト)
「セフルケア」「他の人への感染を防ぐために」「あなたが接触者へ知らせるとき困ったら」等の資料があります。
疑う症状があった場合
- エムポックス(サル痘)を疑う症状が見られた場合、最寄りの医療機関に相談してください。
- 医療機関を受診の際は、マスクの着用や発疹部位をガーゼなどでおおう等の対策した上で受診してください。
「都内で相談ができる医療機関」等が掲載されています。
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お問い合わせ
健康部 保健予防課 感染症対策担当係
電話:03-5984-4671(直通) ファクス:03-3993-6553
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