登園許可証・感染症届出書(区立保育園)
ページ番号:764-097-220
更新日:2024年4月1日
感染症の感染拡大を防止する観点から、園児が感染症にかかった場合、感染するおそれがある期間は、登園を控えていただいています。登園する際には、「登園許可証」を医師に作成してもらい、保育園に提出してください。「感染症届出書」は、保護者が記入して保育園に提出してください。
※新型コロナウイルス感染症およびインフルエンザについては、学校保健安全法および、こども家庭庁の「保育所における感染症対策ガイドライン」(令和5年5月一部改訂)における取扱いを踏まえ、練馬区医師会と保健所と協議し、令和5年8月1日より医師記入の登園許可証としています。保育施設は、抵抗力が弱く、身体の機能が未熟な乳幼児が集団で生活する場です。ご協力をお願いいたします。
※区立以外の保育施設については、在籍している施設にご確認ください。
区立保育園の登園許可証・感染症届出書の様式
私立保育園、認証保育所等では、園ごとで登園許可書の様式が異なりますので、それぞれの園にお問い合わせください。(※注釈:医師の指示に従います。)
乳幼児に多い主な感染症
病名 | 潜伏期間 | 症状・その他 |
---|---|---|
麻しん (はしか) |
8日から12日 | はじめに高熱、咳、鼻水、結膜充血、目やに等の症状が現れる。発熱は一時下降するが再び上昇し、口の中に白いブツブツ(コプリック斑)がみられる。その後発しんが全身に現れる。感染力は非常に強い。〈合併症〉脳炎、肺炎、中耳炎、熱性けいれん等 |
インフルエンザ (新型は除く) |
1日から4日 | 突然高熱が出て、3から4日続く。全身症状(全身倦怠感、関節痛、筋肉痛、頭痛)や気道症状(咽頭痛、鼻水、咳)がある。約1週間の経過で軽快する。〈合併症〉気管支炎、肺炎、中耳炎、熱性けいれん、急性脳症等 |
新型コロナウイルス感染症 | 約5日間、最長14日間 オミクロン株では中央値が約3日とされている |
無症状のまま経過することもあるが、有症状者では発熱、呼吸器症状、頭痛、倦怠感、消化器症状、鼻汁、味覚異常、嗅覚異状などの症状が見られる。特に発症後5日間が感染させるリスクが高い。 |
風しん (三日はしか) |
16日から18日 | 発しんが顔や首に現れ、全身に広がる。発熱やリンパ節の腫れを伴う。3日程度で熱は下がり、発しんも消えていく。〈合併症〉関節炎、紫斑病、脳炎、肝機能障害等(妊娠初期に感染すると胎児が先天性風しん症候群を発症することがある) |
水痘 (水ぼうそう) |
14日から16日 | 発しんが現れ、水疱となり、全身に拡大する。その後全て痂皮(かさぶた)となれば感染性がないものと考える。 〈合併症〉脳炎、肺炎、肝炎等 |
流行性耳下腺炎 (おたふくかぜ) |
16日から18日 | 発熱と唾液腺(耳下腺、顎下腺、舌下腺)が腫れて痛みを伴う。感染しても症状が現れないことがある。 〈合併症〉無菌性髄膜炎、難聴、脳炎・脳症、精巣炎・卵巣炎等 |
結核 | 3か月から数10年 | 慢性的な発熱(微熱)、咳、疲れやすさなど。感染後6か月以内に発病することが多い。 |
咽頭結膜熱 (プール熱) |
2日から14日 | 高熱、扁桃腺炎、結膜炎が主症状。接触感染が多く、感染力が強いため、タオル等の共用は厳禁。 |
流行性角結膜炎 (はやり目) |
2日から14日 | 目が充血し、目やにが出る。幼児の場合は、目に膜が張る事もある。感染力が強いため、タオル等の共用は厳禁。 |
百日咳 | 7日から10日 | 特有な咳(コンコンと咳き込んだ後、ヒューと音を立て息を吸う)が特徴。連続性・発作性の咳が長期に続く。夜間に咳の悪化、咳によるおう吐もあり。発熱することは少ない。 |
腸管出血性 大腸菌感染症 (O157,026等) |
10時間から6日 (O157は3日から4日) |
水様下痢便や腹痛、血便がみられる。意識障害など重症化することがある。 〈合併症〉溶血性尿毒症症候群、脳症 |
急性出血性 結膜炎 |
24時間 (または2日から3日) |
強い目の痛み、目の充血、結膜下出血、目やにがみられる。タオル等の共用は避け、手洗いを励行する。 |
髄膜炎菌性 髄膜炎 |
4日以内 | 発熱、頭痛、おう吐を伴い、急速に重症化することがある。 〈合併症〉難聴、まひ、てんかん等の後遺症 |
※登園許可証の発行には、文書料がかかる場合があります。
病名 | 潜伏期間 | 症状・その他 |
---|---|---|
溶連菌感染症 | 2日から5日 | 扁桃炎(発熱、のどの痛み・腫れ等)、中耳炎、肺炎等が出現。舌が苺状に赤く腫れ、全身に鮮紅色の発しんが出る。 〈合併症〉リウマチ熱、糸球体腎炎 |
マイコプラズマ 肺炎 |
2週間から3週間 | 咳、発熱、頭痛等のかぜ症状がゆっくり進行する。特に咳は徐々に激しくなり数週間続くことがある。 中耳炎、発しん等を伴うこともある。 |
感染性胃腸炎 (ノロ、ロタ、アデノウィルス等) |
ノロ 12時間から48時間 ロタ 1日から3日 |
吐き気、おう吐、下痢、脱水がみられる。 ロタウイルスの場合、乳幼児は白色便になったり、けいれんや脳炎を合併することがある。 |
手足口病 | 3日から6日 | 口腔粘膜と手足の末端、お尻などに水疱性発しんが生じる。発熱を伴う場合や爪がはがれる事もある。 複数のウィルスが原因のため、数回かかることがある。 3週間から4週間くらいは、ウィルスが便から排出されるので、手をよく洗う。 <合併症>無菌性髄膜炎 |
ヘルパンギーナ | 3日から6日 | 高熱(数日続く)、咽頭痛、のどの奥に水疱や潰瘍ができる。 複数のウィルスが原因のため、数回かかることがある。 3週間から4週間くらいは、ウィルスが便から排出されるので、手をよく洗う。 〈合併症〉無菌性髄膜炎、脳炎等 |
伝染性紅斑 (りんご病) |
4日から14日 | 発熱、倦怠感、頭痛などの軽い症状が現れた後、両頬が赤くなったり、手足に網目状の紅斑が出現する。妊婦が罹患すると、流産や胎児水腫を起こすことがある。 |
帯状疱しん | 不定 | 水痘罹患後、体内の水痘ウィルスが再び活動して起きる感染症。神経節に沿って片側に「帯状」に発しん(水疱)が現れる。水痘免疫がないと接触後に水痘を発症することがある。 |
伝染性膿痂しん (とびひ) |
2日から10日 | 湿しんや虫刺され痕をかき壊したところに細菌感染を起こし、びらんや水疱を形成。接触感染で広がる。 |
突発性発しん | 9日から10日 | 生後6か月から2歳によくみられる。3日間程度の高熱の後、解熱するとともに紅斑が出現し、数日で消失する。 〈合併症〉熱性けいれん、脳炎・脳症、肝炎等 |
【参考文献:こども家庭庁 保育所における感染症対策ガイドライン令和5年10月一部改訂版】
※22疾患以外で医師により感染性の疾患と診断された場合は、「感染症届出書」の「その他」の欄に記入し提出してください。(例:RSウイルス感染症等)
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お問い合わせ
こども家庭部 保育課 保育所保健係
組織詳細へ
電話:03-5984-1423
ファクス:03-5984-1220
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