【平成30年2月11日】当初予算の編成にあたって
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ページ番号:543-875-467
更新日:2018年2月11日
練馬区長 前川 燿男
東京都で30代半ばに、膨大な都予算の主な事業を決める、総合計画の総括主査を務めました。予算は、国民が負担する税の配分表であり、社会的利害関係が衝突する現場です。若かったので、科学的客観的な配分基準を作れないかと考えたりしましたが、これはまあ勇み足というもの。予算編成は民主主義の根幹であり、議会で議論を闘わせて決めるべきものです。
ただ、今も一貫して自戒しているのは、直面する緊急課題の解決とともに、住民全体の中長期的な利益という視点を貫く事です。来年度練馬区予算案も、同じ考えで編成しました。基本理念は、「みどりの風吹くまちへ 区民とともにさらに前に進む予算」としました。就任以来努力してきた〔改革ねりま〕の延長上にこそ練馬の未来があると確信しています。
総額2637億円の67%は、子ども、高齢者、福祉・医療関連経費です。29年度予算比では122億円増、うち95億円は同じ分野での増です。保育所待機児をゼロにし、学校体育館に空調設備を導入、特別養護老人ホームを増設、重度障害者グループホームを増設、3病院で病床を増やします。
これに対し、土木など投資的経費は総額の10%、学校校舎建設、公園新設、生活道路整備などを着実に進めていきます。
この他、様々な分野で工夫を積み重ねました。大江戸線延伸、西武新宿線立体化、防災対策、頑張る企業と商店街の応援、世界都市農業サミット開催の準備、新たなみどり施策と特色ある公園の整備、薪(たきぎ)能(のう)と真夏の音楽祭・花火フェスタ、区立美術館リニューアルの着手、「映像文化のまち」構想の策定などです。
こうした政策を区民の参加と協働で実現すること、私の区政の根幹です。引き続き、区民の皆様とともに、練馬ならではの新たな自治の創造を目指して、確実に歩みを進めたいと考えています。
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