【令和3年7月9日】区民の皆様へ(緊急事態宣言発出にあたって)
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更新日:2021年7月9日
練馬区長 前川燿男
都内では、変異株への急速な置き換わりが進み、第3波を超える急激な感染拡大の危険性が高くなっています。区民の皆さんには、これまでも長期にわたって感染防止にご協力頂いてきましたが、更なるお願いをしなければなりません。
不要不急の外出はお控えください。医療機関への通院、生活必需品の買い物など、やむを得ず外出する際には、マスクの着用、手洗いや消毒、密閉・密集・密接の回避など、基本的な感染防止対策の一層の徹底をお願いいたします。また、休業要請、施設の開館時間の短縮などによりご不便をおかけしますが、ご理解をお願い申し上げます。
現在のコロナ禍を克服するには、ワクチン接種しか方法はありません。
そこで練馬区は、ワクチン接種の「練馬区モデル」を考案しました。診療所での個別接種と病院・区立施設の集団接種を組み合わせたベストミックス方式です。御存知の通り、「練馬区モデル」は全国を席巻し、多くの自治体で採用されています。
主軸である約350か所の診療所での準備に万全を期し、先月1日から本格的にスタートさせました。僅か6週間で、高齢者の1回目の接種率は75%、2回目の接種率は45%に達しました。今月中旬には希望する高齢者への接種が概ね終了すると見込んでいます。区民全体でも、1回目の接種率は21%を超えています。
「練馬区モデル」は、想定した以上の成果を上げています。伊藤会長をはじめとする練馬区医師会の皆さんの多大な御尽力の賜物です。薬剤師会、歯科医師会の皆さんにもお力添えを頂いています。心から敬意を表し、感謝申し上げます。
しかし、現在、国からのワクチン供給が滞り、区民の皆さんの不安が高まっています。当初計画していた接種回数を絞らざるを得なくなっており、予約が困難な状況について、率直にお詫び申し上げます。
これまで努力を重ねてきた医療機関も困惑しています。特に診療所では、医師の皆さんが休日返上で接種にあたり、受付職員の皆さんも殺到する問い合わせに対応するなど、懸命に頑張ってこられました。
私は、かねてから、感染者が多い大都市にこそ、ワクチンを優先的に供給すべきだと申し上げてきました。なかでも、使命感を持って、頑張って頂いている診療所などに優先的に供給する必要があると考えています。あらゆる機会を通じて、必要量を確実に供給するよう国に求めて行きます。
これからも最大限の努力を重ねます。区民の皆さんには、是非ともご理解をお願い申し上げます。
令和3年7月9日 練馬区長 前川 燿男
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