【平成31年3月11日】東日本大震災の発生から8年にあたり

　本日で、東日本大震災の発生から8年になります。震災で犠牲となられた方々に、改めて哀悼の意を捧げます。
　また、今なお、避難生活を余儀なくされている方々をはじめ、被災された多くの皆様方に心からお見舞いを申し上げます。

　練馬区内には東日本大震災の被災者184名の方々が、現在も避難生活を送っていらっしゃいます。一日も早く安定した生活に戻られるよう切に願っています。

　首都直下地震の発生が切迫するなか、昨年日本各地で発生した自然災害を目の当たりにして、「天災は忘れた頃にやってくる」という戒めを、改めて心に刻み直しました。災害が起きてから対応したのでは遅いのです。これからは「攻めの防災」すなわち徹底した予防対策を軸とした取組みを展開していきます。
　こうした取組みが可能なのは、「自らの地域は自らが守る」という気概のもと、消防団をはじめとする区民の皆様が、地域で積極的に活動されているからです。練馬区最大の防災力は、こうした自主自立の気概を備えた皆様だと確信しています。引き続き、皆様と一丸となって、「災害に強い安全なまち練馬」の確立を目指して、全力で取り組んでまいります。

　平成31年3月11日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　練馬区長　　前川　燿男