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【令和4年1月4日】仕事始め挨拶

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ページ番号:474-573-596

更新日:2022年1月4日

 御来庁の区民の皆さん、職員の皆さん、明けましておめでとうございます。
     
 私は、冬の練馬の高く澄み切った青空が好きです。この年末年始も、明るい冬晴れの日が続きましたが、コロナ感染者が増加に転じ、先行きに不安を覚えた方も多かった事と思います。
 この2年近く、コロナ対策に追われる日々が続きました。ワクチン接種や治療に当たった医療関係者をはじめ、保育所・特養など福祉従事者、都市インフラや公衆衛生・産業関係者など、多くの市民が黙々と職責を果たしました。改めて、日本社会の底力を見た思いがしています。
 そしてまた、保健所や健康部、福祉部をはじめ区の職員も、公務員の名に値する仕事をしてくれました。最前線の現場で、また、これを支える後方のバックヤードで、昼夜を分かたず頑張っています。区長として、真に嬉しく誇らしく思っています。 
     
 私の父は鹿児島の中農の次男、生家を出て、一生警察官として働きました。職務に忠実、責任感が強く、最後に小さな田舎町の署長を務めました。不正を憎み、清貧を誇りに、贅沢に全く縁の無い暮らしを続けた、典型的な日本の公務員でした。私は、その父の背中を見ながら育ちました。
 明治の初め来日したヨーロッパ人が手記に残しています。他のアジア諸国での経験に倣って、入国審査を早く済ませようと職員に金を渡そうとしたら、その手を払い除け、日本男児と胸を張ったそうです。父のような公務員が全国津々浦々に多数いて、近代日本の発展を支えたのです。
 公務員として全体の奉仕者であること、これこそが、公務に従事する者の誇りです。私は、永く公務に従事してきましたが、何時も、公務員としての誇りを胸に刻んで、恥ずかしくない生き方をしようと努めてきたつもりです。人間が与える人の世の爵位、公爵や伯爵などの人爵ではなく、天が与える爵位、天爵こそが重要と、自分に言い聞かせてきました。
     
 公務員だけではありません。日本には、公の為、社会の為に働く事を生き甲斐とする市民、ミニ渋沢栄一が大勢いました。その伝統は、今も我々のなかに生きています。新しい年、区民の皆さんと手を携え、コロナ禍を乗り越え、歴史を前に進めたい。職員の皆さんとともに、先頭に立とうと固く決意しています。
 区長となって8年が経ちました。皆さんと一緒に仕事をしてきて、仕事への姿勢が確実に変化してきていると嬉しく思っています。引き続き私と一緒に頑張って下さい。心からお願いして、年頭の挨拶とします。どうか今年もよろしくお願いします。
     

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