【令和2年3月11日】東日本大震災の発生から9年にあたり

　本日で、東日本大震災の発生から9年になります。震災で犠牲となられた方々に、改めて哀悼の意を捧げます。
　また、今なお、避難生活を余儀なくされている方々をはじめ、被災された多くの皆様方に心からお見舞いを申し上げます。

　練馬区内には東日本大震災の被災者179名の方々が、現在も避難生活を送られています。一日も早く、安定した生活に戻られるよう切に願っています。

　防災は、区政の最も重要な課題です。区民生活の安全安心の基盤であり、区が実施する全ての事業の大前提であります。密集住宅市街地整備促進事業をはじめとする「攻めの防災」、すなわち徹底した予防対策を軸とした取組みを展開しています。
　こうした取組みが可能なのは、「自らの地域は自らが守る」という気概のもと、消防団をはじめとする区民の皆様が、地域で積極的に活動されているからです。練馬区最大の防災力は、こうした自主自立の気概を備えた皆様だと確信しています。引き続き、皆様と一丸となって、「災害に強い安全なまち練馬」の確立を目指して、全力で取り組んでまいります。

　令和2年3月11日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　練馬区長　　前川　燿男