【平成28年1月4日】仕事始めあいさつ（庁内放送）

　皆さま、明けましておめでとうございます。平成28年の仕事始めに当たり、一言挨拶を申し上げます。
　ご来庁の区民の皆さま、職員の皆さん、この年末年始の休みは天候に恵まれ、皆さん好い新年を迎えられたことと思います。私も1年ぶりにまとまった休みを取ることができまして、近所の神社へ初詣に出かけたり、運動したり、そしてまた原稿を書いたり、専ら自宅でのんびりと過ごしました。しかし、我々が休んでいる間も、例えば清掃事務所や区の関係する事業所で仕事に頑張った職員の皆さんもたくさんいらっしゃるわけであります。そしてまた、区民の皆さまのなかには、年末年始の休みを取ることができなくて、頑張った方もたくさんいらっしゃいます。先ず以って、こうした皆さんに心から感謝の念を捧げたいと思います。ありがとうございました。
　さて、昨年は私の新しい区政が実質的にスタートを切った年でありました。3月に、これから区政が取り組むべき政策の体系と方向を示した「みどりの風吹くまちビジョン」を策定し、公表し、そして6月には3か年の実施計画であるアクションプランを策定いたしました。その後、アクションプランに基づく施策を着実に実行しながら、併せて区政改革の取り組みに着手しました。6月に、区民と有識者からなる区政改革推進会議を設置して具体的な検討に着手いたしました。そして、先月12月には、区政の重要課題についてデータに基づいて現状と将来見通しを示した資料、いわゆるグリーンペーパーを作成し、区民の皆さまにお示しをしたところです。これらの取り組みと平行して、よりどりみどり練馬など練馬区のイメージアップ作戦も積極的に展開してきたのは、皆さんもご承知のとおりであります。
　今年は、こうした三面にわたる取り組み、新しい政策の展開、区政改革、そして区のイメージアップ作戦と、これを加速をし、本腰を入れる年になると考えています。真に重要な年であります。
　いつも申し上げておりますが、我々の練馬区は、都心近くに立地をしながら、みどりに恵まれ、人口はもう72万に迫り、しかも更に増え続けております。豊かな可能性に満ちたまちであります。その可能性を最大限に花開かせて、未来の世代に誇れるまちを築くことが、我々現在の行政に携わる者の責務であると考えています。