【令和5年6月26日】練馬区名誉区民　野見山暁治先生ご逝去の報に際して

　突然の訃報に接し、衝撃を受けるとともに、深い悲しみを禁じ得ません。練馬区を代表して心からお悔やみを申し上げます。
　野見山さんは、永きにわたり、日本を代表する美術家として活躍されるとともに、練馬区の文化芸術にも多大な貢献を頂きました。平成8年に練馬区立美術館が開催した「野見山暁治展」をはじめ、数々の展覧会への出品、令和3年の東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会でのハンドスタンプアートの制作など、枚挙に暇がありません。
　衷心より敬意を表し、感謝を申し上げます。
　区としても、美術館の再整備をはじめ、これから更に、文化芸術行政に力を入れて行こうとしていた矢先でした。私も野見山さんの展覧会に招待され案内賜るなど、親しくお付き合いさせて頂きました。美術家としての力量と見識を心から尊敬申し上げていました。痛恨の極みです。残念でなりません。
　心からご冥福をお祈り申し上げます。