【平成28年4月7日】「東京圏における今後の都市鉄道のあり方について」（案）を受けて

　練馬区北西部は、23区に残された数少ない鉄道空白地域です。大江戸線の延伸は、これを大きく改善するものであり、区長就任以来、最も重要な課題のひとつとして、全力で取り組んできました。

　このたび、国の諮問機関である交通政策審議会の答申（案）として、「東京圏における今後の都市鉄道のあり方について」（案）が示されました。答申（案）では、大江戸線の延伸を、地域の成長に応じた鉄道ネットワークの充実に資するプロジェクトとして評価していただきました。昨年7月には、東京都から、優先的に整備を検討すべき鉄道路線（都内5路線）として選定されています。答申が正式決定されますと、国と東京都から、整備に向けた明確な位置づけを得たことになります。実現に向けた大きな前進であります。

　今後は、答申（案）で示された課題に対応するため、沿線まちづくりや大江戸線延伸推進基金の積み増しに積極的に取り組みます。事業予定者である東京都とより緊密に協議を進め、早期着手を目指してまいります。

　引き続き、区民の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

　平成28年4月7日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　練馬区長　前川　燿男