【平成28年1月7日】賀詞交換会(あいさつ)
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ページ番号:887-721-824
更新日:2016年1月12日
練馬区長 前川 燿男
皆さま、新年明けましておめでとうございます。
本日は、年の初めでお忙しいところ、こんなに沢山の皆さまにお集まりを頂きまして、心から感謝を申し上げます。
昨日は、北朝鮮の水爆実験というとんでもないニュースも飛び込んできましたが、総じて申せば、この年末年始は穏やかで天候にも恵まれ、皆さま好い年を迎えられたこととお慶び申し上げます。
この賀詞交換会は、区議会と区との共催でありますが、かねてから区政を応援していただいている区内各界を代表する皆さま方に呼びかけてお集まりをいただきました。この場をお借りして、改めて日頃のご支援に感謝を申し上げますとともに、本日のこの賀詞交換会が、お互いに胸襟を開いて懇談をし、更に力を合わせて練馬区の発展を目指す契機となればと、心から念願をいたしております。
さて昨年は、私の新しい区政が実質的にスタートを切った年でありました。3月に、区政運営の新しいビジョン「みどりの風吹くまちビジョン」を策定しまして、区が取り組むべき政策の体系と方向を明らかにいたしました。6月には、その実施計画である3か年のアクションプランを策定いたしました。
その後は、アクションプランに基づいて各種の施策を着実に実行しながら、併せて区政改革の取り組みを始めたところであります。区政改革とは何か。ビジョンに掲げる政策を具体化するために、どういう区の態勢でいくのか、どういう仕組みでいくのか、それを区民の視点から改めて検討し、見直そうというものであります。昨年の12月、と申しましても1か月前ですが、直面する重要課題についての現状と将来見通しを明らかにした、具体的にデータで示した資料集、いわゆるグリーンペーパーと言っておりますが、これを練馬区として初めて作成をし、公表をいたしました。そしてまた、これらと平行して練馬区のイメージアップ作戦「よりどりみどり練馬」であるとか、諸般の取り組みを実施しているのは、皆さま、ご承知のとおりであります。
今年は、この3つの取り組み、新しい政策の展開、そしてまた、区政改革の取り組み、更にイメージアップ作戦と、これに本腰を入れて更に充実させる年だと、そう私は心に期しております。
いつも申し上げますが、練馬区は都心近くに立地をしながら、みどりなどの環境に恵まれ、そして人口はもうすぐ72万になります。更に増え続けているわけであります。ちなみに人口で申し上げますと、練馬区は全国の市の中で20番目にあたる区であります。ところが、2040年、つまり25年後の予測を見ますと、この20の市のなかで、更に増えるのが、私どもの練馬区ともう1市があるだけであります。すなわち、私どもの練馬区は、極めて豊かな可能性に恵まれたまちであると考えております。私どもは、この可能性を具体的に花開かせて豊かで美しいまちをつくって、それを未来の世代に引き継ぐ、それが私ども行政に携わる者の責任であると強く感じております。
私は、この名誉ある仕事を、ご出席の区民の皆さまと一体となり、そしてまた、区議会の皆さまと密接に連携し、更には、これもご出席の、都議会、国会の皆さまのご支援を頂きながら全力を尽くして頑張っていこうと思っております。どうかよろしくお願い申し上げます。
そしてまた、あえて申しますが、私には大きな夢があります。この練馬区を、東京の自治体として、大都市における自治で最大限行ける処まで追い求めていきたい。政策にせよ、或いは住民参加にせよ、ここに練馬区ありと胸を張れる自治体をつくりたい、そう心に期しております。これはなかなか難しい課題でありまして、まだ未だかつて誰も歩んだことがない道でありますが、持てる力を傾注して全力を尽くしたいと考えております。
私が職員の先頭に立って頑張りますが、ご出席の区民の皆さまと一体となり、そしてまた、ここにいらっしゃらない方々、広範な区民の皆さまのお力を頂きながら、全力で取り組んで行こうと固く決意しております。どうかよろしくお願い申し上げます。このことを再度お誓い申し上げて、私の新年の挨拶とさせていただきます。本日は真にありがとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
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