【平成29年1月9日】成人の日のつどい(あいさつ)
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ページ番号:560-297-409
更新日:2017年3月2日
練馬区長 前川 燿男
練馬区長の前川燿男です。
本日、成人式を迎えられた皆さん、まことにおめでとうございます。今朝までは激しい雨が降っていましたが、この会に合わせるように空も晴れました。72万区民を代表して心からお祝いを申し上げます。また、新春でお忙しいなか、ご出席をいただいた来賓の皆さまに心から感謝を申し上げます。
本日、練馬区内で新たに成人となられた皆さんは、約7,000人であります。これで一昨年から3年続いて7000人を超えました。7,000人の人口がどうのようなものかというと、東京都には23区、26市、13の町や村があります。この13町村の人口を平均すると約6,500人になります。皆さんの方が多いのであります。新しく計算上は1つの町や村が誕生したことになります。今、日本全体で人口は減り続けていますが、我々のまち練馬区は、まだ成長を続けている活力のあるまちであります。この練馬区で、成人式を迎えられた皆さんを新しい力として心から歓迎したいと思います。
皆さんは法律上立派な成人であります。一人前の大人になったわけですが、人生の実感としてはだいぶ違うと思います。私も若い頃を振り返って見ても、20歳の頃は今思えば、夢のように若かったけれども、自分が一人前だとは全く思わなかった。私が一人前の大人になったかなと実感をしたのは、自分の仕事、行政の仕事に自信を持った時でしたが、既に30歳を過ぎておりました。人によって時期は様々だと思いますが、多くの大人が同じ体験をしていることと思っています。皆さんは、この成人式で人生のスタートラインに立ったのであって、これから始まって、これから大人になって行くのです。
さて、それでは、大人になるとはどうゆうことか。これは、それこそ皆さん生涯を掛けて生きて、自ら自分なりに答えを出すしかありません。予め決まった答えはないのであります。私自身も永く生きてきて、若いころに考えていた人生の姿と、今こうやって振り返ってみる人生の姿とはまったく違うと考えております。
ゲーテの有名な言葉に「人は努力していく限り迷うものだ。」というものがあります。まったくその通りであって、人生にはこれで完成というものがあるわけではありません。予め、定められた到達点や終着駅があるわけではありません。大人として生きていくということは、夢を持って、夢を抱えて前に進むことだと思います。
今の私は、若いころよりも、もっと勉強し、もっと仕事をしているつもりであります。迷いは多いし、苦労も多いけれど、この道を進むしかないと自分で決めております。
そこで最後に、皆さんに私の夢についてお話しをしたいと思います。練馬区は先ほどお話しをしたとおり、まだ成長を続けている豊かな可能性に満ちたまちであります。この潜在力を最大限に花開かせて、「ここに練馬区あり」と胸を張れる豊かで美しいまちをつくって、次の世代につなげたい。できることなら若い皆さんと共感して、同じ志をもって、そしてできればこの練馬を人生の舞台として選んでいただいて、共に力を合わせて、新しい未来に向かって、未来を切り開くために頑張っていきたい。そう念願しております。皆さんと力を合わせてこの練馬を共に発展していくことを切望して、私の挨拶とさせていただきます。
皆さん、本日はおめでとうございます。
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