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【平成30年10月11日】5階の窓から(ねりま区報10月11日号掲載)

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  5. 【平成30年10月11日】5階の窓から(ねりま区報10月11日号掲載)

ページ番号:804-273-058

更新日:2018年10月11日

 19年間一緒に暮らした猫が死にました。夏休みで妹2人と旅に出て、4日ぶりに帰宅した深夜でした。老衰で体調を崩し、食事も水も取らず、輸液も効かない日が暫く続いていました。
 玄関のドアを開けると三和土に横たわっていて、頭を撫でて名前を呼ぶと、微かにミーと鳴きました。私の帰りを待っていたのか、もうミャーと鳴く力もなく、細く哀切極まりない声でした。数時間後に、私と妻の腕に抱かれて逝きました。
 小学生だった息子にせがまれて飼い始めた猫です。誰にでも擦り寄るので、私がコビーと名を付けました。以来、子ども同然、家族の一員でした。一度家出して痛い目に遭い、一週間後に帰って来て全身を震わせて喜んだ姿が忘れられません。その後は決して外へ出ようとはしない猫でした。
 話しかけると何時も、私の目を見返して、喋るように鳴きました。私も瞳を覗き込んで、その奥に魂が宿るのをまざまざと見ました。
 彼女が居なくなった家は虚ろに感じます。彼女はまた、生きとし生けるもの全てが老いて死ぬ定めを、身を以て示してくれました。どちらも私の予期しなかった事態であり、ペットへの考えは大きく変わりました。ペットへの向き合い方、区民の皆様はどう思われるでしょうか。

 妻と二人送りてやりぬ十九年
 我が見返し物言いし猫

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電話:03-3993-1111(代表)
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