【令和4年10月1日】5階の窓から(ねりま区報10月1日号掲載)
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更新日:2022年10月1日
練馬区長 前川 燿男
8月中旬、コロナに感染しました。病は突然やって来ました。その日は休日、午後ジョギングして体調良好でした。ところが夕方に発熱、どんどん上がって39度2分になり喉も痛くなって、かかりつけの病院で陽性と診断されました。医師の判断により入院となったという次第です。
いや、驚きました。感染経路に心当たりが無かったのです。仕事以外の外出と言えば、家族に会うため電車に乗ったくらいでしょうか。同じマンションに住む友人に、「バイデン、ジョンソンも罹った。政治家の宿命だ」と、とんでもない喩えで揶揄われました。当時、周囲を見ても、誰が何時何処で罹っても不思議でない状況が続いていました。
私の場合、幸い重症化することなく職務に復帰することが出来ました。長く続いた喉の痛みもようやく治りました。ワクチンの効果が大きかったと実感しています。9月26日から新しいオミクロン株対応のワクチン接種が始まりました。何より、家族や親しい方々を守る為に、そしてご自身の為に、接種をお願いいたします。
今回の入院で、医療の第一線で日夜頑張る多数の皆さんの姿を目の当たりにしました。また一患者として何とも言えない不安と孤独感を体感しました。比較的短期間で復帰できた私でもそうです。療養中の方々、療養後も苦しむ方々のお気持ちを考えると、堪らない思いがしました。
区長に就任して8年、約千床の病床増を実現し、コロナについてもワクチン接種の練馬区モデルをはじめ全国を先導する施策を実現してきました。入院中の気持ちを忘れず、現場の皆さんと力を合わせて、患者さん一人一人を守る医療の充実に全力を尽くしたい。私の使命だと思っています。
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