【令和3年12月21日】5階の窓から(ねりま区報12月21日号掲載)
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ページ番号:395-446-249
更新日:2021年12月21日
練馬区長 前川 燿男
今年の秋は、幸せなことに、希に見る晴天が続きました。清々しく晴れ渡ったある朝、落ち葉を清掃するボランティア活動の現場に伺いました。こんこんと流れる千川上水の清流沿いに、瑞々しく野菜が実った広い畑と、鬱蒼と静まる屋敷林がありました。周囲を欅の並木が取り巻き、黄葉が道に散り敷いていました。
まるで一幅の絵です。私は、余りの美しさに息を呑みました。画中の点景として、子どもからシニアまで10人程の皆さんが、声を掛け合って、落ち葉を掃き集めていました。
私も画の中に入りました。雲一つ無い澄み切った青空の下、黄色く敷き詰めた落ち葉の上を歩きながら、心に深く刻みました。「練馬区でしか見られない、この素晴らしい光景を決して失ってはならない。区長として、将来の世代へ必ず引き継がなければならない」と。
練馬区に住んで37年半になります。都心に隣接しながら、広い空の下に豊かな緑が広がる我がまち練馬。離れ難くて、今では人生の故郷となりました。この「みどりの風吹くまち」を、もっともっと美しくしたい。
みどりの風が吹くなかでは、優れた文化活動を心行くまで味わいたい。美術館を大幅に拡張し、映像文化のまちづくりを進めるとともに、薪能や真夏の音楽会、こぶしハーフマラソンなどを再開したい。
その為には、都市農業を守り発展させなければなりません。また、憩いの森を守り、公園を整備し、道路沿いの緑を増やして、みどりのネットワークを充実する必要があります。
私の大きな夢です。
直面するコロナ禍を克服し、子ども、高齢者、福祉・医療、都市インフラなどの行政サービスを充実しながら、区民の皆さんとの協働で必ず実現しよう。固く決意しています。
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