【平成27年7月11日】5階の窓から（ねりま区報7月11日号掲載）

　区民の皆様から多数の投書を頂きますが、全て内容に目を通すようにしています。対応に疑問がある場合は、事情を調べて改善を指示します。自分で返事を書くこともあります。
　先日も区立公園について、遊具の設置・管理が不適切だと苦情がありました。この時は直ちに担当課に説明を求め、対応を改善するよう指示しました。何故か？ 私自身が住民として永年同じ怒りを抱いてきたからです。愛着する公園で、ある日突然、馴染んでいた遊具が撤去されたり、樹木が伐採されたり、利用者に何の説明もなく改変が行われるのです。作業している委託事業者に質問すると、けんもほろろの対応をされます。31年間憤りを覚えながら暮らしてきました。勿論、問題は公園だけではないのです。
　何時も考えます。何故だろう？一人ひとりは真面目な職員が組織となると、何故「お役所的」になるのか？区民お一人おひとりの心情への共感を欠いてしまうのか？「改革ねりま」の核心はここにあると考えています。
　今回の投書へは私自身で返信を書きました。引き続き、広範な区民の皆様とともに、大都市における新しい自治の在り方を探って行きたいと思います。