【令和4年7月1日】5階の窓から(ねりま区報7月1日号掲載)
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ページ番号:371-632-950
更新日:2022年7月1日
練馬区長 前川 燿男
4月の区長選挙で区民の皆さんに信任を頂き、三期目の重責を担う事になりました。選挙戦を通じて、私の「改革ねりま」に寄せる皆さんの期待の大きさを身に沁みて感じました。必ずお約束した第三章を成し遂げなければならない、固く心に誓っています。
それにしても早いものです。区長に選んで頂いてから8年の歳月が流れました。終の棲家として練馬区を選んで38年、一人の住民として、喜びも悲しみもこの街と共にしてきました。今回皆さんに三度区長に選んで頂いて、改めて自問しています。さて、お前は、区長になって生き方が変わったのかと。
何も変わってはいません。毎日の殆ど全ての時間は仕事に没頭し、僅かな余暇にはジョギングと謡、読書を楽しむ生活です。最近これに、日々送信されて来る2歳の孫娘の動画が加わりました。いや、可愛いものです。私達夫婦は、永く共働きの公務員として働いてきました。やっと手に入れた、団地の住宅で暮らしています。練馬の緑をこよなく愛する一市民である事が、私の原点であり誇りです。
ただ、これは錯覚や思い込みであってはなりません。区民の皆さんには様々な意見や見方があります。議会制民主主義の一翼を担う自治体の長として、常に気を付けなければならないと、自戒しています。コロナ禍で中断を余儀なくされていた、区民の皆さんと語る会を早期に再開し、「参加から協働へ」の区政を更に前へ進めたい。いよいよ第三章のスタートです。
「幸せな家庭はどれも似通っているが、不幸な家庭にはそれぞれの不幸の形がある」トルストイのアンナ・カレーニナ、冒頭の有名な文章です。若い時に読んで、行政に懸命に取り組む日々にあって、頭の中でこの言葉が点滅し続けてきました。今、幸せの形は多様化しましたが、「それぞれの不幸」は同じです。行政に何が出来るのか。区長として引き続き、子どもから高齢者まで誰もが心豊かに暮らせるまち練馬を目指して、全力を尽くそうと思います。
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