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【令和4年1月21日】5階の窓から(ねりま区報1月21日号掲載)

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  5. 【令和4年1月21日】5階の窓から(ねりま区報1月21日号掲載)

ページ番号:115-272-969

更新日:2022年1月21日

 私は、冬の練馬の高く澄み切った青空が好きです。この年末年始も冬晴れの日が続きましたが、コロナ感染者が急増し、先行きに危機感を抱いた方も多かった事と思います。
 この2年近く、コロナ対策に追われる日々が続いています。ワクチン接種や治療にあたっている医療関係者をはじめ、保育所・特養など福祉従事者、都市インフラや公衆衛生・産業関係者など、多くの市民が黙々と職責を果たしています。改めて、日本社会の底力を見た思いがしています。
 そしてまた、保健所や健康部、福祉部をはじめ区の職員も公務員の名に値する仕事をしてくれています。最前線の現場で、後方のバックヤードで、昼夜を分かたず頑張っています。私も、区民の皆さんの命と健康を守るため、全力で闘わなければならない、改めて決意しています。
 私の父は鹿児島の中農の次男、生家を出て、一生警察官として働きました。職務に忠実、責任感が強く、最後に小さな田舎町の署長を務めました。不正を憎み、清貧を誇りに、贅沢に全く縁の無い暮らしを続けた、典型的な日本の公務員でした。私は、その父の背中を見ながら育ちました。
 明治の初め来日したヨーロッパ人が手記に残しています。他のアジア諸国での経験に倣って、入国審査を早く済ませようと職員に金を渡そうとしたら、その手を払い除け、日本男児と胸を張ったとか。父のような公務員が全国津々浦々に多数いて、近代日本の発展を支えたのです。
 公務員だけではありません。日本には、公の為、社会の為に働くことを生きがいとする市民、ミニ渋沢栄一が大勢いました。その伝統は、今も我々のなかに生きています。新しい年、コロナ過は必ず克服できます。区民の皆さんと手を携え、歴史を前に進めたい、心に誓っています。

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