【平成28年2月11日】5階の窓から（ねりま区報2月11日号）

　新しい年を迎え、練馬の行政に携わる充実感を、改めて噛み締めています。永住の地に選んだ大好きなまちだから、だけではありません。永く行政に生きてきて、練馬ほど働き甲斐がある自治体は無いと思っています。
　都心近くに立地し大都市東京の魅力を享受しながら、みどりなど美しい環境に恵まれ、全国20番目の人口は72万に迫ってなお増え続けています。しかも、20市中2040年に人口増が予測されているのは、練馬ともう1市だけ。極めて稀な、豊かな可能性を持ったまちなのです。
　私には、大きな夢があります。練馬の可能性を最大限に花開かせ、ここに練馬区あり、そう胸を張れるまちを創って未来の世代へ遺したい。そのため、政策でも住民自治でも、大都市自治体としての極限まで頑張ってみよう、心に決めています。
　この度、「みどりの風吹くまちビジョン」に基づく初めての本格予算、28年度予算案を編成しました。予算総額は2,600億円、うち福祉・医療や教育に関する経費が1,700億円、全体の65パーセントを占めています。まちづくりの経費は220億円、そのうち道路整備の経費は40億円（27年度より15億円増）、予算全体の1.5パーセントです。こうした予算の状況については、今後も分かりやすく説明していきます。
　皆さまとともに練馬の未来を拓きたい。今年も全力投球します。