【令和4年11月21日】5階の窓から(ねりま区報11月21日号掲載)
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更新日:2022年11月21日
練馬区長 前川 燿男
10月末の1週間、英国へ出張しました。ハリー・ポッターのスタジオツアー東京が、来年、練馬城址公園にオープンします。それを前にワーナーから、ロンドンの施設へ招かれたのです。ロンドンは何度か出張したことがあり、20代の終わりに暫く暮らした街でもあります。14年ぶりの訪問となりました。
5日間の出張でしたが、ロシア上空を飛行できないため空路に時間がかかり、滞在は実質2日半、強行軍でした。ハリー・ポッターのスタジオや事務所、地元自治体2カ所を精力的に歩き回りました。先年の世界都市農業サミットに参加した関係者も訪ねました。
ロンドンの施設は年間210万人が来場、うちインバウンドが2割ですが、ワーナーは、練馬では200万から300万人、3割になると見込んでいます。巨大な東京大都市圏にあり、都心に近く公共交通が至便で、しかも緑豊かな練馬を高く評価していました。ハリー・ポッターの世界観にぴったりなのだそうです。
一流職人の手による精緻な映画美術の空間が広がり、CGではないリアルな迫力に圧倒されました。練馬は、来場者が多い分、少し大規模にするとか。期待して待ちたいと思います。
雇用をはじめ、地元の住民と自治体に大きなプラスとなっています。事業者と地元の良好なコミュニケーションと協力が重要だと痛感しました。練馬も必ず成功させなければと考えています。
ロンドンは私にとって、青春時代の一齣が刻まれた、忘れられない街でもあります。寸暇を割いて、最初に下宿したハムステッドヒースを訪ねました。森を歩き丘に登り、懐かしいマルクスの墓にも詣でました。
驚いたのは、行く先々、誰一人マスクをしていなかった事です。ハリー・ポッター、行政、繁華街、レストラン、何処も同じでした。日本へ帰る段になると一変、搭乗時からマスク着用を求められ、羽田へ着くと全員がマスクをしていました。日本は別世界でした。
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