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【令和6年1月21日】5階の窓から(ねりま区報1月21日号掲載)

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  5. 【令和6年1月21日】5階の窓から(ねりま区報1月21日号掲載)

ページ番号:551-629-789

更新日:2024年1月21日

 はじめに、能登半島地震により犠牲となられた方々に哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。首都直下地震は、何時発生してもおかしくないと言われて久しくなります。日頃から有事への備えを怠ってはならない。公務を担う者の責任の重さが改めて身に迫りました。
 新年早々、お詫びを申し上げなければなりません。源泉所得税の納付遅延についてです。納期限の誤認により、区は国から約三千七百万円の加算税等を課されました。行政として決してあってはならない事務処理ミスでした。
 この損失を誰が負担すべきか。区が区民の税金で支出することはあり得ません。地方自治法の定めにより支出権者である担当課長が賠償責任を負いました。公務員は国民の税金で行政を執行しています。一銭たりとも無駄にしてはならない。公務員は身分が保障されている反面、一人一人が負う責任が極めて重いのです。
 公務に従事して以来心に刻んでいる箴言があります。江戸期の二本松藩主丹羽高寛の言です。「爾俸爾禄 民膏民脂 下民易虐 上天難欺」汝の給与は民の血税である。民を虐げることは容易いが、天の目は欺けないぞ。という意味です。私も30代で課長に昇格した時覚悟を決めました。部下の挙動を全て掌握する事は出来ないが、責任は全て自分が負うしかないと。
 公務員は全体の奉仕者であり、区の職員も皆誇りを持って仕事をしています。日本が欧米以外で唯一近代化に成功したのは、公務員が清潔で汚職をしなかった事も大きいのです。
 これは永い日本の歴史に根差しています。私達区の職員の中にも、外国人の賄賂を拒絶し胸を張った明治新政府の若い税関職員の誇りは、今も息づいています。改めて身に沁みた出来事でした。

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ねりま区報「5階の窓から」

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