このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動
練馬区Nerima city office
みどりの風吹くまちへ
  • お問い合わせ
  • くらし・手続き
  • 子育て・教育
  • 保健・福祉
  • 区政情報
  • 観光・催し
  • 事業者向け

がいこくのひとむけ

手続き案内サービス・リアルタイム窓口混雑情報

みどり・緑化

  • Q&Aよくある質問 外部サイト 新規ウィンドウで開きます。
  • お問い合わせ
サイトメニューここまで

本文ここから

【平成29年11月21日】5階の窓から(ねりま区報11月21日号掲載)

現在のページ
  1. トップページ
  2. ようこそ区長室へ
  3. 区長からのメッセージ
  4. ねりま区報「5階の窓から」
  5. 【平成29年11月21日】5階の窓から(ねりま区報11月21日号掲載)

ページ番号:420-823-418

更新日:2017年12月21日

 今思うと夢のようですが、一度だけ崩壊前のソビエトを垣間見た事があります。初めてヨーロッパへ渡ったのは20代最後の年、横浜から船でナホトカへ渡航し、シベリア鉄道経由で旅しました。車窓や停車駅で目にした農家の貧しさに息を呑み、楽しみにしていたモスクワの街には「何も無かった」。鮮烈な印象を受けました。
 市場の商品棚は空っぽ、本屋には古本の類しか無く、賑やかな商店街など見当たりません。目抜き通りは広くても自動車が走っていないのです。テレビ放送は官製番組だけ、旅行者に行動の自由は無く常に監視されていました。閑散とした街に、夜は街娼が立ち、ホテルでもドアをノックされました。
 清貧というのではない、空虚で物が無く自由が無い、息が詰まる空間でした。フィンランドとの国境を越えた時は、心底ホッとしました。あの時代には未だ残っていた社会主義への幻想は微塵に砕けました。民間の創意無き社会は人間を窒息させる、心に刻まれています。ソビエトの崩壊は僅か14年後でした。
 物やサービスを生産して社会を豊かにするのは自由な市民活動です。政治や行政も同じだと思います。市民の自由な発想と行動を行政サービスと行政運営に活かす。迂遠に見えても、時間はかかっても、区民の皆様とともに、「協働と参加の区政」を目指したいと思っています。

お問い合わせ

区長室 秘書課 秘書担当係  組織詳細へ
電話:03-3993-1111(代表)
この担当課にメールを送る

本文ここまで

サブナビゲーションここから

ねりま区報「5階の窓から」

情報が見つからないときは

フッターここまで
ページトップへ