豚肉や豚レバーを生で食べないでください
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ページ番号:646-879-366
更新日:2015年6月18日
豚肉の生食については、E型肝炎ウイルスや食中毒菌、寄生虫などのリスクがあります。豚肉(レバーなど内臓を含む)を生で食べるのはやめましょう。
豚肉の生食用としての販売・提供は禁止になりました
食品衛生法に基づく食品の規格基準が平成27年6月2日に改正され、平成27年6月12日から豚肉(レバーなど内臓を含む)の生食用としての提供・販売が禁止されることになりました。
豚肉については、飲食店等での提供実態があり、E型肝炎ウイルスや食中毒菌、寄生虫が豚の血液やレバー等から検出されていることと、E型肝炎ウイルスと寄生虫は内部汚染のため、加熱以外のリスク低減策がありません。このため、豚肉を生食した場合、鮮度、保存状態、衛生管理などに関わらず、食中毒になる危険性があるためです。
事業者の方へ
飲食店等
- 製造・加工・調理を行う際は、規格基準に基づき、加熱を徹底してください。[中心部を63度30分以上、または同等以上の加熱(75度1分以上の加熱など)]
- 焼肉店など利用者自身が調理して飲食する施設では、コンロ等の加熱設備を提供し、利用者が中心部まで十分に加熱して食べるよう、「加熱用である旨」、「調理の際に中心部まで加熱する必要がある旨」、「食中毒の危険性があるため生では食べられない旨」などを掲示やメニューに記載するなどして情報提供を行ってください。
- 利用者が生で食べている場合などには、加熱して食べるよう注意喚起してください。
食肉販売店
- 消費者が豚肉を中心部まで十分に加熱して食べるよう、「加熱用である旨」、「調理の際に中心部まで加熱する必要がある旨」、「食中毒の危険性があるため生では食べられない旨」などを掲示するなどして情報提供を行ってください。
豚肉は生食として提供できません(区内事業者の方へ)(PDF:173KB)
消費者の方へ
調理する時は、しっかり加熱してください
- 生肉や内臓(レバーなど)は中心部の赤みがなくなるまで加熱しなければ、食中毒の原因となる病原菌は死滅しません。生や半生で食べることは避け、中の色が変わるまで十分に加熱してください。
- ハンバーグ、つくねなど挽肉料理は、中心部まで十分に火が通り、肉汁が透明になって中心部の色が変わるまで十分に加熱すれば食中毒の原因となる病原菌は死滅します。(加熱の目安:中心部の温度が75℃になってから1分以上)
- 飲食店やバーベキューなどで、自分で肉を焼きながら食べる場合も、十分に加熱しないと危険です。
- 生肉に触れた付け合せの野菜なども十分に加熱してください。
調理する時は気をつけてください
- 生肉、内臓が触れたところには菌が付く可能性があります。
- 肉を焼くときは、専用のトングや箸、皿を使用して、焼きあがった肉や野菜など直接口に入れるものに触れないよう気をつけましょう。
- 生肉に触ったら、石けんを使って丁寧に手を洗いましょう。
- 生肉に触れた包丁やまな板などは中性洗剤でよく洗い、熱湯や漂白剤で消毒してから他の調理に使いましょう。
豚肉や豚レバーを生で食べないで!(厚生労働省)(外部サイト)
牛や豚の生レバーだけでなく、肉や内臓の生食は、食中毒が発生する危険があります
近年、増えているカンピロバクターによる食中毒は、鶏肉の刺身や鶏わさなどのように肉を生で食べたり、加熱が不十分な肉料理を食べたりすることによって発生しています。また、手指やまな板を通して細菌が付着した野菜などを生で食べたり、細菌で汚染された飲料水を飲んだりして、食中毒が発生しているケースもあります。
お肉や内臓は、よく加熱して食べましょう。特に、お子さんやお年寄りなど抵抗力の弱い方はご注意ください。
野生鳥獣肉(ジビエ)にもご注意
ジビエとは
ジビエとは、シカ、イノシシなど狩猟の対象となり食用とする野生鳥獣、又はその肉のことです。
ジビエも生で食べないでください
シカやイノシシなどの肉や内臓を生で食べた方が、E型肝炎ウイルスに感染し、死亡した事例や重篤な症状を示した事例が報告されています。また、腸管出血性大腸菌症の食中毒のリスクがあるほか、寄生虫の感染も知られています。
野生鳥獣はどのような病原体を保有しているかわからないことから、地域によらず生で食べるのは危険です。
ジビエは中心部まで火が通るようしっかり加熱して食べましょう。また、接触した器具の消毒など、取扱いには十分に注意してください。
関連情報
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お問い合わせ
健康部 生活衛生課 食品衛生担当係
組織詳細へ
電話:03-5984-4675(直通)
ファクス:03-5984-1211
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