アウトドアでの食中毒を防ぎましょう
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ページ番号:491-203-077
更新日:2010年2月1日
夏休みに入り、キャンプやバーベキューなど、アウトドアライフを楽しむのに絶好の季節になりました。
しかし、真夏は気温も高く、また、アウトドアでは洗浄・消毒の設備や調理器具が十分ではありません。そのため、食中毒が発生しやすい条件もそろっています。
食中毒防止の3原則をしっかり守り、食中毒を防ぎましょう。
食中毒防止の3原則
(1)細菌をつけない
食肉や魚介類に付着していた微生物が手指や調理器具を介して他の食品に付着し(二次汚染)、食中毒を起こすことがあります。
- 食肉や魚介類は、他の食品を汚染しないように「ビニール袋」や「密閉できる容器」に入れて運びましょう。
また、調理用と食事用の器具は、使い分けましょう。
- 特に焼肉やバーベキューのとき、生肉をつかんだ箸や調理器具で食事をしないようにしましょう!
(2)細菌を増やさない
微生物の多くは、温度管理が悪いと時間の経過と共に増えます。
また、買ったときに既についていることもありますので、以下の点に注意しましょう。
- 食材は、保冷剤を十分に入れたクーラーボックスなどを使って運びましょう。
- 食品は、暑い場所(特に車の中)に長時間放置しないようにしましょう。
- 調理した食品は、放置せず、早く食べましょう。
(3)細菌をやっつける
ほとんどの微生物は、しっかり加熱すれば死んでしまいます。
- 食品は中心部までしっかり加熱しましょう。
(特にバーベキューでは、生焼けに注意しましょう。)
二次汚染防止
(1)手をよく洗いましょう
次のような場合に手を洗いましょう。
- トイレやおむつ交換の後
- 調理前
- 食肉・魚介類・卵を扱った後
- 食事の前
- ペットなどに触れた後
※注釈:近くに水道がなく、手洗いが十分にできない場合には、おしぼりやウェットティッシュで汚れをよく落とし、そのあと、アルコールスプレーなどを使って、殺菌しましょう。
(アルコールは引火しやすいので、火の近くでは使用しないでください。)
(2)食肉・魚介類は事前に家庭で下処理をしましょう。
手洗い、器具類の洗浄が十分にできない野外では、現場で作業をしないほうが衛生的です。
- 食べやすい大きさに切る、下味を付ける等の下処理は、自宅で当日に行いましょう。
- 下処理をした肉類、魚介類などの食材でも、他の食品を汚染しないようにしましょう。
- 下処理をした食材は、前述のようにして、温度が上がらないようにして運びましょう。
アウトドアで発生する食中毒の多くは、
暑い車内に放置された食品
加熱不足の食品(特に、生焼けの肉類)
を食べることで発生しています。
食中毒防止の3原則を守って、楽しい夏休みを過ごしてください。
お問い合わせ
健康部 生活衛生課 食品衛生担当係
組織詳細へ
電話:03-5984-4675(直通)
ファクス:03-5984-1211
この担当課にメールを送る
法人番号:3000020131202
練馬区 法人番号:3000020131202