有毒植物や有毒魚の誤食による食中毒が発生しています
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ページ番号:529-771-274
更新日:2023年6月7日
有毒植物や有毒魚を間違えて食べて中毒にいたる事故が、毎年発生しています。特に高齢者の事故が目立っており、死亡事例も発生しています。
食用と確実に判断できない植物や魚はとらない、食べない、売らない、人にあげないようお願いします。
誤食の事例
以下の事例は、実際に起こった食中毒事例の一部です。毎年、有毒植物や有毒魚の誤食による食中毒が発生しています。
フグによる食中毒事例
営業者が自身で仕入れたフグ(外部サイト)を調理し、有毒部位とされる精巣等提供 したことにより、営業者1名と一緒に喫食した客2名の計3名が食中毒症状を呈し、1名(営業者)が死亡した。
- 主な症状:下痢、吐き気、おう吐、胃痛
ツキヨタケによる食中毒事例
自宅近くの山でキノコ(ツキヨタケ(外部サイト))を採取し、汁物として食べたところ、食後1時間後くらいから数回おう吐した。
- 主な症状:おう吐
イヌサフランによる食中毒事例
家庭菜園で採取した植物球根(イヌサフラン(外部サイト))を自宅で喫食したところ、食中毒症状を呈し死亡した。
- 主な症状:下痢、おう吐、多臓器不全等
トリカブトによる食中毒事例
患者が山林でニリンソウと誤ってトリカブト(外部サイト)を採取し、自宅で調理して家族3名で喫食したところ、喫食した全員が中毒症状を呈し、うち2名が死亡した。
- 主な症状:吐き気、おう吐、倦怠感、意識混濁等
注意点
有毒植物
- 家庭菜園や畑などで、野菜と観賞植物を一緒に栽培するのはやめましょう。
- 山菜に混じって有毒植物が生えていることがあります。山菜狩りなどをするときは、一本一本よく確認して採り、調理前にもう一度確認しましょう。
- 野草を食べて体調が悪くなったら、すぐに医師の診察を受けてください!
有毒植物についての詳細は以下のリンクをご覧ください。
「間違えやすい有毒植物(東京都福祉保健局)」(外部サイト)
- 毒キノコにもご注意ください。
毒キノコについての詳細は以下のリンクをご覧ください。
「キノコの話(東京都福祉保健局)」(外部サイト)
有毒魚
- アオブダイと思われる魚は食べないでください。
アオブダイ等の有毒魚についての詳細は以下のリンクをご覧ください。
「見慣れない魚にご用心!~有毒魚介類による食中毒~(東京都福祉保健局)」(外部サイト)
- フグは、「ふぐ取扱責任者(旧ふぐ調理師)」が調理加工したものを食べましょう。
フグについての詳細は以下のリンクをご覧ください。
「危険がいっぱい ふぐの素人料理」(東京都福祉保健局)(外部サイト)
- 産地直送で魚を購入する場合は、 魚種を確認し、見慣れない魚については販売者に毒性、食用ができる部位などを問い合わせましょう。
このほか気をつけたい身近な植物
じゃがいも
- じゃがいもの発芽部分や緑色部分、未成熟なじゃがいもには有毒物質のソラニンを多く含みます。
- ソラニンを多量に含んだ部分の除去が不完全だと中毒を起こします。
- 調理の際、皮を良くむき、特に芽の部分を完全に除去するなど、十分な注意が必要です。
- 未成熟のじゃがいもを食べるのはやめましょう。
スイセン
- 観賞用に栽培される多年草で、多くの園芸種がありますが、野生化したものもあります。
- 地下に卵円形の鱗茎があり、早春、葉の間から花茎を出し、先端に花を付けます。
- 葉、鱗茎などにリコリンなどの有毒成分があります。
- ノビルの鱗茎と間違えたり、葉をニラと間違えることがあります。
気をつけたい身近な植物についての情報は以下のリンクもご覧ください。
お問い合わせ
健康部 生活衛生課 食品衛生担当係
組織詳細へ
電話:03-5984-4675(直通)
ファクス:03-5984-1211
この担当課にメールを送る
法人番号:3000020131202
練馬区 法人番号:3000020131202