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毒キノコにご注意!

ページ番号:931-128-668

更新日:2024年9月4日

食用のキノコと確実に判断できないキノコは絶対に食べないでください。

秋の行楽シーズンになると、有毒なキノコを食用のキノコと誤認して食べたことによる食中毒が増えてきます。毒キノコによる食中毒防止のため、食用のキノコ類と確実に判断できないキノコ類については、絶対に「採らない」、「食べない」、「売らない」、「人にあげない」ようにしてください。

毒キノコと食用キノコを簡単に見分ける方法はありません。

  • 縦に割けるキノコは食べられる
  • 地味な色のキノコは食べられる
  • 銀のスプーンが変色しなければ食べられる
  • 虫が食べているキノコは食べられる

といった見分け方は迷信です。
また

  • ナスと一緒に料理すれば食べられる
  • 塩漬にすると食べられる

といったようなものも迷信です。

キノコ狩りでは食用と確実に判断できるキノコだけ採りましょう。

よくわからないキノコを図鑑の写真などを見て素人鑑定するのは非常に危険です。

食用のキノコと確実に判断できないキノコは

採らない ・ 食べない ・ 売らない ・ あげない

キノコを食べて体調が悪くなったら、すぐに病院へ!

食べたキノコが残っていたら持参してください。

食中毒の事例

例年、夏の終わりから秋にかけて、毒キノコを食用キノコと誤認して採取、喫食したことによる食中毒が多く発生しています。

令和5年 毒キノコを原因とした食中毒事例
都道府県名等 発生月日 原因食品 原因施設 摂食者数 患者数
石川県 6月15日 きのこ(種類不明) 家庭 2 2
茨城県 7月15日 令和5年7月15日に自宅で調理した料理(ヒカゲシビレタケ) 家庭 2 2
東京都 9月18日 キノコの炒め物(テングタケ) 家庭 4 4
青森県 9月23日 きのこの味噌汁(アセタケ属キノコ(コブアセタケ類似種)) 家庭 3 3
北海道 10月5日 イボテングタケ 家庭 不明 2
北海道 10月6日 ドクツルタケ(推定) 家庭 2 2(うち死者1名)
北海道 10月8日 イボテングタケ 家庭 1 1
山形県 10月22日 ツキヨタケ(きのこの味噌汁) 家庭 4 4
茨城県 10月22日 令和5年10月22日(日)に調理、喫食したキノコのバターソテー(ツキヨタケ) 家庭 3 3
新潟県 10月22日 きのこ鍋(ツキヨタケ) 家庭 2 2
群馬県 10月23日 きのこ入り調理品(ツキヨタケ) 家庭 7 6
岐阜県 10月23日 ツキヨタケ 家庭 1 1
山形県 10月24日 クサウラベニタケが入った芋煮 家庭 2 2
宮城県 10月29日 ツキヨタケ その他 2 2
滋賀県 10月29日 ツキヨタケ(推定) 家庭 1 1
兵庫県 10月29日 ツキヨタケ(ツキヨタケの炒め物) 家庭 4 4
神奈川県 10月31日 キノコのバター炒め(ツキヨタケ(推定)) 家庭 7 6
神奈川県 11月4日 焼きキノコ(ツキヨタケ) 家庭 2 2
秋田県 11月5日 キノコの煮物(ツキヨタケ) 家庭 1 1
新潟県 11月5日 ツキヨタケ 家庭 4 4
岡山県 11月7日 ツキヨタケ 家庭 1 1

令和5年毒キノコを原因とした食中毒事例の詳細(一部)

事例1

  • 発生年月日:令和5年9月18日
  • 発生場所:家庭
  • 原因:キノコの炒め物(テングタケ(外部サイト)新規ウィンドウで開きます。
  • 概要:インターネットの画像検索機能を用いて食用の可否を調べながら公園内のキノコを採取し、自宅で炒め物にして食べた。
  • 患者:4名(10~40代男性および女性)
  • 主な症状:錯乱、意識もうろう、おう吐、けいれん、倦怠感等

事例2

  • 発生年月日:令和5年10月6日
  • 発生場所:家庭
  • 原因:ドクツルタケ(外部サイト)新規ウィンドウで開きます。(推定)
  • 概要:自宅の裏山で採取したキノコを自宅で味噌汁にして喫食したことで発症した。
  • 患者:2名(70代以上男性および女性、うち死者1名)
  • 主な症状:下痢、おう吐、脱水等

事例3

  • 発生年月日:令和5年10月22日
  • 発生場所:家庭
  • 原因:きのこ鍋(ツキヨタケ(外部サイト)新規ウィンドウで開きます。
  • 概要:親戚がムキタケと思って採取したきのこを譲り受け、調理したものを喫食したことで発症した。
  • 患者:2名(60代女性、50代男性)
  • 主な症状:吐き気、おう吐、下痢等

お問い合わせ

健康部 生活衛生課 食品衛生担当係  組織詳細へ
電話:03-5984-4675(直通)  ファクス:03-5984-1211
この担当課にメールを送る

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