第70号 しっかり手洗いで予防しよう!
ページ番号:281-937-200
更新日:2020年4月3日
「家に帰ったらまず手洗い!」みなさんキチンと行っていますか?手洗いは食中毒や感染症予防などの基本です。今回はその重要性をしっかり学んでいきましょう。
手の汚れている場所はどこ?
蛍光クリームを汚れに見立てて、手洗い実験をした画像です。手洗い不足で残ってしまった汚れが青白く光っています!
- 爪・指の間手のしわ(洗い残しが多いです。しっかり洗いましょう。)
- 親指・手首(見逃しがちです。例えばトイレでお尻をふいたときに汚れるかもしれません。)
- 腕時計・指輪・ばんそうこう(汚れが溜まります。手洗いの前には外しましょう。)
菌やウイルスは汚れた手から・・・
病気を引き起こす細菌やウイルスなどを、ここでは病因物質と呼びます。病因物質は目、鼻、口などの粘膜から体に入ってきます。
手から食べものに移り、口から侵入!
病因物質は知らない間に手に付いてしまうことがあります。もしも手を洗わないまま、料理や食事をしてしまうと病因物質が手から食べものに移り、食中毒を引き起こしてしまうかもしれません。
目・鼻・口を触ることで侵入!
無意識に目、鼻、口を手で触ってしまい、感染症にかかってしまう可能性もあります。
自分が病気にかからないためにも、周りの人に移さないためにも、手を清潔に保ちましょう!
手を洗う「タイミング」
次の4つのタイミングで手洗いをして、感染の機会を減らしましょう。見た目はキレイでも、実は見えない汚れや病因物質が付いているものですよ!
- 外から帰った時(汚いところを触っているかも!)
- 料理・食事の前(食べる前はより清潔に!)
- トイレのあと(ドア、フタ、レバーなどみんなが触るところにも注意!)
- 生ものを触ったあと(肉・魚・卵には、細菌等がたくさんいます!)
やってみよう!手洗いのコツ!
2度洗いのススメ
手洗いの目的は、殺菌ではなく、汚れや病因物質を洗い流すことです。
効率的に行うために、石けんをよく泡立てること、流水でしっかりすすぐことが重要です。特にオススメなのが2度洗いです。
石けんを水ですすいだ後にもう1度石けんを使って洗うと泡立ちもよくなり、手洗い効果はバツグンです!
2度洗いの習慣化で、病気をしっかり予防しましょう!
- 1度目の手洗い
- 水ですすぐ
- 2度目の手洗い
正しいアルコール消毒!
細菌やウイルスの種類にもよりますが、多くの病因物質に有効なアルコール!
しかし、手が汚れていたり、水で濡れていたりすると消毒効果が下がってしまうので注意が必要です。
手洗いでしっかり汚れを落とすことと、清潔なタオルやペーパータオルで水気をふき取り乾燥させることがポイントです。とどめにアルコールを揉みこみ、消毒効果を最大限に発揮させましょう!
- 手洗い
- 乾燥
- アルコール
効果的な手洗い方法!
- 石けんをつける(ポイント 手を濡らしてから、石けんを泡立てる!)
- 手のひらを洗う(ポイント 汚れをこすり落とすように、ゴシゴシ洗いましょう!)
- 手の甲を洗う
- 指の間を洗う
- 指先を洗う
- 親指を洗う
- 手首を洗う(ポイント 親指や手首、忘れてませんか?)
- 水で十分すすぐ
ねりま食品衛生だより第70号 しっかり手洗いで予防しよう!(PDF:541KB)
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健康部 生活衛生課 食品衛生担当係
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