第66号 キレイに洗浄!正しく消毒!
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更新日:2018年12月14日
キッチン周りは菌がいっぱい!食材についていた菌が食器や調理器具を介して人へ感染する、二次汚染が意外と多いものです。上手に撃退して衛生的なキッチンにしたいですね!
菌はどこに残ってる?
見た目はキレイに掃除しても、菌が残っている部分は色々あります。キッチンで洗い残しの多い場所を例示してみました。意識して洗浄、消毒をしましょう。
- まな板の傷、側面、裏面
- 包丁の刃と柄の付け根
- 使い終わったスポンジ、たわし、ふきん
- 蛇口や冷蔵庫の取っ手
洗浄・消毒の順番はあっていますか?
菌は汚れにコーティングされ、守られています。「洗浄⇒消毒」の順序を守りましょう。
1 洗ってすすぐ!
洗剤や泡の力で、汚れや菌を浮かせて落とします。
洗い残しがあると消毒効果がいまひとつ。流水でしっかりすすぎましょう。
2 正しく消毒!
消毒薬と食器の材質などには相性があるので、種類を選んで正しい方法で消毒しましょう。
3 しっかり乾燥!
菌は湿気が大好きです。特に汚れて湿ったふきんなどは菌の巣になりやすいので、よく乾燥させましょう。
キッチンで使う消毒薬は?
自宅に消毒薬を用意していますか?
今回は使用頻度の高い、2種類についてお話しします!
消毒用アルコール
主成分:エタノール(70パーセントから80パーセント)
食器や調理器具、手指などに吹きかけて手軽に殺菌ができます。スプレーをしたり、ふきんやペーパータオルに染み込ませ、拭きのばしたりして使用します。
- 注意点
手指に使うときも「洗浄(手洗い)⇒消毒」の順序を守りましょう。
水で薄まると効果が弱まります。食器や手指の水気をふきとってから使いましょう。
塩素系漂白剤
主成分:次亜塩素酸ナトリウム
手指の消毒はできませんが、食器や調理器具の殺菌・漂白・消臭と幅広い用途で使えます。一定時間つけおきしたら、水で洗い流しましょう。
ノロウイルス汚染が疑われる場合は、この消毒薬で処理しましょう。
包丁などの金属はさびてしまうので、アルコールや熱湯消毒がオススメ!
- 注意点
強力な消毒薬です。ラベルに書かれた濃度に薄めて使いましょう。手荒れ対策にゴム手袋を使いましょう。
大きなまな板など、つけおきが難しいものでも、ふきんなどに染み込ませれば、しっかり殺菌できます。
酸性タイプ洗浄剤と混ぜると塩素ガスが発生して危険です!ラベルをよく見て使いましょう。
塩素系と酸性タイプは「混ぜるな危険!」
他にも色々な洗浄剤・消毒薬が市販されていますが、必ず「使用上の注意」をよく読み、指示に従って使用して下さいね。
ねりま食品衛生だより第66号 キレイに洗浄!正しく消毒!(PDF:141KB)
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健康部 生活衛生課 食品衛生担当係
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ファクス:03-5984-1211
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