第45号 実践しよう!!食中毒予防の3原則
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更新日:2013年7月1日
ジメジメしたこの時期、心配なものと言えば食中毒。食中毒予防の3原則『細菌やウイルスをつけない・増やさない・やっつける』をしっかり実践し食中毒からからだを守りましょう!
食中毒予防の3原則
1 細菌・ウイルスをつけない
★手をよく洗いましょう!
トイレの後、料理の前、生ものや汚れ物を触った後…
★調理器具を使い分けしましょう!
まな板は、下処理用(肉・魚など)と生野菜用(そのまま食べるもの用)を用意しましょう
★保存するときは、包んで保存しましょう!
★調理器具の洗浄、消毒をしましょう!
消毒は、熱湯や漂白剤で
2 細菌を増やさない
★残りものなどを室温に放置しない!
必ず冷蔵庫に入れましょう!
★調理後は、早めに食べましょう!
★自然解凍はしない!
解凍は、冷蔵庫や電子レンジで!
※ウイルスは食品中では増えません
- 食品を保存するときは
冷蔵4度以下
冷凍-18度以下(生食用魚介類は必ず冷蔵(4度以下)で保存)
3 細菌・ウイルスをやっつける
★しっかり加熱しましょう!
から揚げ、ハンバーグなどは中まで火が通っているか確かめましょう
★再加熱する時も、しっかり加熱!
温める程度ではダメ。電子レンジを使うときは、途中でかきまぜ加熱ムラを防ぎましょう。
- 加熱するときは中心温度が
ノロウイルスは85度1分以上
O157などは75度1分以上
になるよう加熱
お肉の生食、生焼けに注意!!
とりわさ、とり刺しなどの生肉料理や、焼肉などで加熱不足のお肉やレバーを食べたことによる食中毒が発生しています。新鮮なものでも、生のお肉には「腸管出血性大腸菌」や「カンピロバクター」といった食中毒菌がついていることがあります。
抵抗力の弱い子どもや、高齢者では重症化しやすく、合併症を引き起こすことがあります。特に腸管出血性大腸菌では、重篤な合併症として溶血性尿毒症症候群(HUS)(腎機能障害・意識障害など)があり、後遺症が残ったり死亡する場合があります。
お肉を食べるときは、十分に加熱して食べましょう!
牛肉や牛レバーは、法律で規格基準が定められました。規格基準に合った生食用牛肉は生で食べることができますが、牛レバーは生で食べることはできません。
生のお肉にはどんな食中毒菌がついているの?
腸管出血性大腸菌
・数百個程度の非常に少ない菌数で発症する
・熱に弱い(75度1分で死滅)
・潜伏期間(感染してから症状が現れるまでの期間)が2~9日と長い(多くは3~5日)
・激しい腹痛、水様便(血便になることも)
・生肉を触った手や感染者の便を介して感染することもある
・逆性石けんやアルコールなどの市販の消毒薬でも容易に死滅
カンピロバクター
・数百個程度で発症
・熱に弱い
・乾燥に弱い
・潜伏期間が2~5日と長い
・下痢、腹痛、発熱(38℃前後)
・鶏肉に多く、市販の鶏肉の40~60%に付着している
サルモネラ
・熱に弱い
・潜伏期間が8~72時間(平均12時間)
・腹痛、下痢、発熱(高熱38~40℃)
・鶏卵についていることもある。
これらの食中毒菌は動物のおなかの中にいます。
それが、解体するときにお肉についてきます。
発行日
平成25年6月15日
第45号 実践しよう!!食中毒予防の3原則(PDF:1,224KB)
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健康部 生活衛生課 食品衛生担当係
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