平成28年10月31日 第17回区長とともに練馬の未来を語る会(おとあーと研究室)
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更新日:2016年12月5日
親子で楽しめる公演を開催し、子育て支援を行っている「おとあーと研究室」の皆さまと懇談しました
「おとあーと研究室」は、アーティストとして第一線で活躍しながら、子育て奮闘中のママ達14人が中心となって、音楽とアートを融合させたイベントを企画・運営する団体です。コンサートを通して、育児中のお母さん方の不安解消に努め、ゆるやかなつながりをつくっています。
今回は、8人の方と、関区民センターにおいて、子育てに関わるさまざまな課題などについてご意見やご提案を伺いました。
【主なご意見・ご提案】
- 「おとあーと研究室」は、子育てのひろば・ぴよぴよで出会った育児中のアーティスト同士が意気投合し、技能を生かした音楽と芸術を融合させたイベント等を通して、育児中のお母さんたちに少しでも和んでもらえたらと、4年前に5人で立ち上げたもの。
- 区内に公設掲示板が約900基あって、区の後援名義を取って、予約すれば、掲示させてもらえるのがありがたい。他の自治体では、後援名義をもらっても簡単には掲示できないところもある。
- 区内には武蔵野音楽大学、日本大学芸術学部があり、文化・芸術面において人材的にも、物質的にも大変恵まれている。こうした環境を生かして、子どもたちが文化・芸術に触れる機会をもっと増やしてほしい。
- 音楽のまちであるにもかかわらず、音楽専用の貸出し施設が少ない。金管楽器を使用できる施設を増やしてほしい。
- 夫婦で自営業をしているが、自営業者は保育所入所基準の指数が低く、保育園へ入りづらい。リハーサルや練習は何時間もかかるが仕事とはみなされず、点数として評価されない。また、急に仕事が入ることも多く、1回断ると仕事が来なくなってしまう。自営業者のことをもっと考慮してほしい。
- 病児保育・一時保育を行っている場所は少ないうえ、利用者もたくさんいて予約もできない。病児保育については、事前に病名が特定できていれば、予約しなくても利用できるようにしてほしい。一時保育については、午後9時頃まで対応してほしい。
- コンサート実施時に行ったアンケートで、子育てスタート応援券について聞いてみたところ、ほとんどの方が使っていなかった、もしくはまったく使っていなかった。また6パーセントの方々が存在を知らなかった。
- 子育てスタート応援券は、保育と家事援助にしか使えない。しかも、授乳により頭もクラクラで出かける気力もないときに、保育サービスの利用登録に出かけなければならず、家事サービスを頼むにも家が片付いておらず、呼ぶことも難しく不便である。コンサートチケットやキッズカフェの利用券、子どもの記念写真撮影、習い事、保育園への送迎など、使えるメニューを多様化して、簡便に使えるようにしてほしい。
- 乳児を連れたお母さん方が参加しやすいように、参加費は500円から1,000円で開催しているが、「高い」との声もでている。コンサート鑑賞に子育てスタート応援券が使えるようになると、コンサートに参加しやすくなるし、子育てにもいい。親の気分転換にもなって、地域のお母さん方の役に立てるのではないか。
ご参加いただきました皆さま、本当にありがとうございました。
お問い合わせ
区長室 広聴広報課 広聴担当係
組織詳細へ
電話:03-5984-4501(直通)
ファクス:03-3993-4106
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