平成28年5月25日 第1回練馬の未来を語る会(練馬区重症心身障害児(者)を守る会)
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- 平成28年5月25日 第1回練馬の未来を語る会(練馬区重症心身障害児(者)を守る会)
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更新日:2016年6月7日
「練馬区重症心身障害児(者)を守る会」の皆さまと懇談しました
「練馬区重症心身障害児(者)を守る会」は、練馬区内の重症心身障害児(者)の父母、保護者などの皆様方が協力し助け合い、重症心身障害児(者)の福祉の増進を図ることを目的に活動しています。区長室において、会長・副会長2名から、重症心身障害児(者)のさまざまな課題についてご意見やご提案を伺いました。
【主なご意見】
- 特別支援学校卒業後の受入れ体制を、他区に先駆けて整えてもらい感謝している。引き続き、受け入れ枠の拡大を行ってほしい。
- 会としては、自助努力がとても大切だと考えている。ぎりぎりまで頑張り、その先の支援をお願いしたい。こうした意味で、昨年度から始まった「練馬区重症心身障害児(者)在宅レスパイト事業」はとても助かっている。親本人の支援だけでなく、親が他の兄弟へ目を向けられるという点においても大変有意義な事業である。
- 区の総合福祉事務所職員は、重症心身障害児(者)の状況をよく理解しているうえ、親切で、対応が丁寧という声を入所施設などからよく聞く。また、職員は真面目で、いろいろな事業を内部で検討し提示してくれるが、その過程が区民からはブラックボックスのように見えるので、頑張っている姿を区民に伝えてほしい。
- 一方で、総合福祉事務所の窓口はわかりにくい。要件により窓口が分かれているが、区民からすると職員は皆同じ仕事をし、その内容をわかっているものと思っているので、戸惑うことが多い。
- 医療的ケアが必要な重い障害児(者)への支援は、縦割りの行政では難しい。教育や福祉、保健分野が連携してコーディネートできる仕組みを作って欲しい。
- 自身もいろいろな障害をお持ちの方から相談を受けている。重層的な課題が多く、ワンストップサービスでの対応が一番ありがたい。また、適切なところへつないでほしい。
- 重症心身障害児(者)のライフステージに沿った支援が必要である。特に集団の中で子どもたちの発達を保障していくことが重要と考える。保育の場で預かる事業を行って欲しい。
- 障害者スポーツにおいて、ICT(情報通信技術)を活用して、顔の表情などで競技に参加できる仕組みを開発中と聞いている。最も重い障害者もスポーツに参加できるという状況を作っていきたい。
ご参加いただきました皆さま、本当にありがとうございました。
お問い合わせ
区長室 広聴広報課 広聴担当係
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電話:03-5984-4501(直通)
ファクス:03-3993-4106
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