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平成28年7月23日 第8回区長とともに練馬の未来を語る会(住み開き運営者)

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ページ番号:614-718-710

更新日:2016年9月5日

住み開き運営者(住居や持ち家を地域の方々に開放している皆さま)と懇談しました

 住居や持ち家を、地域の乳幼児とその母親、高齢者などの憩いの場として開放している7名の皆様から、居場所づくりに関わる課題について、ご意見やご提案を伺いました。

【主なご意見・ご提案】

  • 最近は、独居で誰とも話すきっかけがない、話せない、もしくは話したがらないなど、孤立の状態にある高齢の方をあちこちで見かける。顔を知らない高齢の方も非常に多い。そういう方たちをどうやって外に出し、近所の方と会わせ、仲良くしてもらうのかを考えたとき、近所に寄り合いの場所があったらと思い、持ち家を開放することにした。
  • 地域には、寂しい思いをして、自分を受け入れてくれるところを求めている高齢の方がたくさんいると感じて、自宅を地域の高齢者のほっとする居場所として使ってもらおうと思った。一方で、他人の家というのは入りづらいのかなと感じた。
  • 高齢者の方が元気に過ごす時間を長くすることは大切だし、自治体の経費の節減にもつながると思う。そうしたことを実現するためにも、ご近所で、気軽に立ち寄り、歌を歌うなど好きなことをして、元気になれる場所がたくさんできるとよい。もちろん、空き家も利用して、やる気のある人を中心に居場所をつくれたらよい。
  • 区の財政を考えたら、行政でやる部分は限られてくる。そういう意味で、シニアでも元気な人が、介護を必要とする人とつながる自助、共助の活動を、区の支援を受けながら育てていく方策があるとよい。地域住民がしなければいけない部分があるということも、区政改革計画の素案の中に入れてほしい。
  • 自分の土地・建物を預ける代わりに、一生世話してもらう仕組みができるとよい。自分の持家で、一人で住むのではなく、シェアハウスみたいに他の独居高齢者と一緒に生活して、死ぬときは一人ではなく誰かにみてもらう。そういう共同生活を望む高齢者はいっぱいいると思う。その目指すところが社会福祉法人化だと思ったが、なかなか難しい。
  • 自宅、持ち家を開放するという一つ一つの活動は小さいので、マップをつくり、来た方に「他にもこういうところがあるよ」と紹介しようと考えている。まちのステーションというような考え方で、駅から駅へ人が行き来するという具合になるとよい。
  • トイレ、住み開きの拠点、地域共生の家など、まちの中のいろんな寄れる場所、必要な場所をネットワーク化して、マップ化して可視化させるのは、すごく大切だと思っている。いろんなタイプの住み開きがあるので、どんなテーマでもよいので、一つのマップや一覧にして、ホームページなどで見られるとすごくよい。
  • 「自分の家を開きます」という人が、練馬区全域で拠点的に増えていくとよい。やっていない人からすると何をやっていいのか分からないと思うので、まずはやっている人たちのネットワークを広げて、活動をたくさんの方に知ってもらうことから取り組んでいきたい。
  • 地域において、まず挨拶するということがベースにあれば、地域の中で、見守り合える関係になっていく。ちょっと時間はかかるかもしれないが、そういう見守り合う地域社会を実現したい。
  • 認知症の方が増えているが、地域ではまだ理解も少ない。施設とか、デイサービスよりも、もっともっと地域で、身近なところで、みんなで支え合うような思いがあれば、認知症の方も十分生活していけると思う。自分が住んでいるまちを、そういうふうにしていきたい。
  • まちにはいろんな人が住んでいるということで、仲間を増やし、ともに成長しようと講座を開いている。地域の活動を支えてくれる方々は地域の方なので、幅広く受け入れている。
  • お母さん方、地域の方々、商店のおじさんたちとも仲良しになり、ゆるやかにつながることで、このまちでは悪いことはできないなと思われるようなまちをつくっていきたい。
  • 地域で活動するにあたり、自分のやっていることが一番だと思ってやっていると、活動が残っていかない。私は、「自分は主役ではない」と、いつも思って活動している。

ご参加いただきました皆さま、本当にありがとうございました。

お問い合わせ

区長室 広聴広報課 広聴担当係  組織詳細へ
電話:03-5984-4501(直通)  ファクス:03-3993-4106
この担当課にメールを送る

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