平成28年8月29日 第14回区長とともに練馬の未来を語る会(どんぐりの家)
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ページ番号:992-314-508
更新日:2016年10月3日
練馬区社会福祉協議会へ遺贈された一軒家を借用して、地域の方々の居場所づくりを行っている「どんぐりの家」の皆さまと懇談しました
「どんぐりの家」として使用している土地・建物は、所有していた方が新築し、「地域のために使ってください」と練馬区社会福祉協議会へ遺贈したものです。地域の方々が、平成27年4月から、その土地・建物を借り受けて、地域の高齢者や子どもたちなど多世代が交流する居場所づくりを行っています。運営者と利用者10名の皆様から、地域の課題についてご意見やご提案を伺いました。
【主なご意見・ご提案】
- 私たちには、すばらしい建物・土地を提供(貸与)されただけでなく、町会関係者、民生児童委員、保護司など、どこにも負けないスタッフと活動内容がある。具体的には、どんぐり祭り、どんぐり食堂、どんぐり子供食堂、交流サロン、バザーなど、今、本当に地に足が着いた形で活動を進められている。
- 私たちは区よりもきめ細かく対応することができる。なぜなら、私たちはこの地域に長く住み、たくさんの地域行事に参加していることから、地域の事情に精通している。また、区職員は60歳定年であるが、私たちは70歳以上だから、それだけ人生経験、社会経験がある。地域活動をするに当たり、この経験の差はすごく大きい。
- 私たちの活動というのは、成果が必ずあるわけではない。ある意味では、予防的な成果である。この地域を明るくする、病気をしないようにする、みんなが知り合いになる。この成果はずっとあるわけではなくて、予防的にその種をまくような形でやっている。
- ここはアットホームな感じで、安心して来ていただける。お手伝いをいただいている人たちも、ここに住んでいる人が対応しているような感じになっていると思う。
- ここのサロンを通して、地域の皆さんと顔なじみになって、もし何かがあったら近所の方が相談に応じるなど、将来も安心して暮らしていけるような地域をつくっていきたい。
- 近隣の方たちが来て、子どもたちに竹とんぼを作り、子供食堂のときには紙芝居をやっている。あまり手を広げられないが、ユニークなことをいろいろと考え、地域の交流を深めていきたい。
- この家はまだ30年、40年は持つと思う。せっかく立ち上げたものを、簡単には終わらせたくない。地域の和を築いていくため、ここでの活動は末代まで続けていきたい。
- ボランティアセンターなどを通して、ここに退職された教職員の方などを紹介していただき、ゆとりのない子どもなどを対象に、週3回ぐらい勉強を見てあげたい。
- 子供食堂は、初めは資金がない中で、皆さんから持ち寄った物とお金でやりくりしていた。最近でも食材等については、個人で畑をしている方や農家さんから提供されたものを使って、調理している。お肉とか足りないものは自分たちで用意している。
- 一方で、手伝っていただいた方に全てボランティアでというと、活動も長続きしない。みんな、ボランティアというのは謝礼をもらうものではないということを認識しつつも、謝礼をさしあげたいという気持ちはある。
- ここの会の中では、子供食堂以外に、親子という関係が、まだなかなかできていない。私は消防団で、子ども火の用心隊という案を今温めている。12月の冬休み前に、この地域の小学校、中学校の子どもたちが、火の用心で2日間、3日間ぐらい地域を回る。その後にお母さんたちがここでカレーうどんをつくって、「ご苦労さん」と親子交流を図る。子ども同士の連帯感もできる。最近、地域を知らない子どもが多いので、そういう意味でも役に立つと思う。
- 区が区民と協働するという意味で、区の運営に近いようなことをやるには、拠点が必要になる。拠点を運営するには備品が必要になるが、区レベルのものをそろえるにはとても苦労する。災害があったときに必要な情報を得られるよう、インターネット環境など必要な備品だけでも区がそろえてくれるとありがたい。
ご参加いただきました皆さま、本当にありがとうございました。
お問い合わせ
区長室 広聴広報課 広聴担当係
組織詳細へ
電話:03-5984-4501(直通)
ファクス:03-3993-4106
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