平成28年7月1日 第3回区長とともに練馬の未来を語る会(関区民センター)
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- 平成28年7月1日 第3回区長とともに練馬の未来を語る会(関区民センター)
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更新日:2016年8月26日
区民の皆さまから、区政改革計画素案についてご意見をいただきました。
7月1日(金)から16日(土)までの間に区内4会場において、区政改革計画素案について説明会を行いました。計286名の方が参加され、区政改革について意見交換を行いました。会では、区政改革に関連し、子育てや福祉・医療、まちづくりなど多岐にわたるご意見をいただきました。回答は、区長のほか、出席している区職員からも行いました。
1 開催日時
平成28年7月1日(金)午後6時30分~午後8時15分
2 場所
関区民センター2階多目的ホール(練馬区関町北1丁目7番2号)
3 当日出席者数
(1)参加人数・・・43名*質問者数11(事前0、当日11)
(2)区出席者・・・・・8名
区長、副区長(黒田)、副区長(山内)、教育長、
企画部長、区政改革担当部長、
区政改革担当課長、広聴広報課長(司会)
区長挨拶
皆様、こんばんは。本日はお忙しい中、しかも平日の夕方にこうやってお集まりいただきまして、真にありがとうございます。
今日は区政改革計画についてのご意見をいただく会でございます。
昨年3月に策定して発表した「みどりの風吹くまちビジョン」は、これから私が区長として取り組む政策の体系を示したものです。そのビジョンに掲げた政策を実現するための手法であるとか、体制であるとか、仕組みであるとか、そういったことについて、この1年間区民の皆さんにも参加していただいた区政改革推進会議というものをつくって、そこで議論してまいりました。その成果をまとめたものがこの区政改革計画素案であります。
この計画が、今お話をした「みどりの風吹くまちビジョン」と一体で、いわば私の政策の全体を示すものと、ご理解いただければと思います。
計画の中身はこれから説明いたしますが、この冒頭にもありますが、私は区民の皆様の参加と協働を、自分の区政を進める上で一番大事な柱、理念であると考えてまいりました。その一環として、この「未来を語る会」も開催させていただいているわけであります。
今日は、この区政改革計画について、「未来を語る会」の第1回でございます。どうか皆様方から、建設的で積極的なご意見をいただきますよう、お願いしたいと思います。
時間の許す限り、積極的で熱い議論をお願い申し上げて、私の挨拶といたします。どうかよろしくお願いいたします。
主なご意見・ご要望と回答
- 参加者
今回石神井西中のところのマンション建設に当たり、普段は3.5トン以上は通れないのですが、10トン車が1日約110台通るのです。
そこは立野小学校に通学する子どもたちが通る場所なのです。朝の登校時はまだダンプは来ていないのですけれども、下校時には約110台も通ります。この前は石神井西中の南側の道路に並んでいまして、一般車が通れない状況でした。ガードマンの人はついていましたが、一般車が通り抜けできなくて、10何台ずらっと並んでいました。一般車が通り抜けると、今度は一般車がすごいスピードであそこを通り抜けます。下校時にみどりのおばさんがいないので、見ていて本当に危ないです。そのため、お母さんたち何人かが、毎日のように迎えに出ています。2年半もあの工事は続くようなので、2年半も迎えに出るのは大変ですし、不安がすごくあります。
それで、お母さんたちがすごく不安に思って、どうにか不安を消すような努力をどうしたらいいのかと、みんなでこの間も考えたのですけれども、あそこに簡易の信号をつけていただきたいと事業者の方に言ったら、「それは無理です」と、「練馬区も無理と言っています」と言うのですが、そういうのはどうなのでしょうか。
事故があってからでは遅いのです。子どもの背の高さがダンプの車輪なので、子どもがそばにいたら、ダンプカーの運転手さんからは見えないのです。
そういうのをどういうふうにお考えでしょうか。
- 副区長(黒田)
関町南のマンションの件につきましては、本当はその用地を区で買いたかったのですが、それが叶わないので、計画の当初から、区としても地域によりよい環境が得られるようにと、努力をしてまいりました。
しかし、ある一定の線で、最終的には協議は終了せざるを得ないということで、ご案内のとおり今は工事に着手されているということでございます。
私どももさまざまご意見をいただいて、担当の所管が事業者の方にこれまでも意見をし、地域の方々との真ん中に入って、事業者の指導をしてまいりました。やはり工事中だけに限られて許可されている車両ですから、私どもが直接信号をつくるとか、そういうことではなくて、ガードマンですとか安全対策は事業者の方でやるべきものでございます。
一応は、工事が一定の方向で進み始めた中で、今日またご意見をいただきましたので、具体にお聞きしながら、地域の方々のご意見をどのような形で実現できるかということを、事業者の方に伝えることは伝えながら、地域の安全、交通安全の実現に努めていきたいと思います。
- 教育長
工事が始まり、お話にあったルートを、大型車が結構まとまって入っているということは私も聞いております。
今、小学生が非常に危ない目に遭っているというお話がありました。通学路の安全も私たちが責任を持たなければいけませんから、立野小と話をして、改めてどういう状況なのか、そしてまた、子どもたちの安全のために何か打つ手があるのかどうなのか、きちんと対応させていただきます。
- 参加者
私もマンション問題で、事務局を仰せつかっている者ですが、練馬区は非常に人口が増え続けている区であるということです。北側に立野地区区民館があるところに、高さ六、七階のマンションが建つということで、区が先ほどお話に出たような形で、買い取るようなことをやっていただきたい、その辺は財政の問題とか、全体の公共施設の配置の問題と絡むので、単純に言えないかとは思うのですが、ちょっとそういう感じは感想としては持たせていただいています。
なぜかというと、さっきも副区長がおっしゃいましたように、今、我々が問題にしている練馬区でも最大クラスのマンション、269戸のマンションが建つということで、人口が少なくとも800から1,000人ぐらいは一気に増えてしまうという状況があるわけです。
吉祥寺通りを見ますと、私が引っ越してきてから20何年経ちますが、あんなにマンションがなかったのに、最近とにかく吉祥寺通りは両サイドマンションだらけというか、それに加えて、第1種低層住居専用地域ですか。ちょうどそれが今、事業者が練馬区が買いたいというのを押しのけて、買い取って、そしてそこにマンションを建てるというのだけれども、場所が吉祥寺通りなら、まだ私はマンションを建てるというのは納得いくのだけれども、周りがほとんど2階建ての戸建て中心のところです。一歩入るとね。周りにはテニスコートがあったり、それから今、隣の方から話が出ましたように、小学校、中学校、それから、つい最近リフォーム中ということで今はちょっと閉鎖中ですけれども、区立関町図書館がありますし、それから関町保育園に関町福祉園。
質問は、人口が特に練馬区の中でも比較すればかなり増えつつある地域の一つだと思うのですね。
そういう中で、特にマンションが、私の印象ではここら辺が増えてきていると。だから、そういうマンションの人口増加に対しての何らかの対策というか、規制というか、もうちょっと厳しい規制を、区としても条例とかあるいは指導でやっぱりやっていかないと、まずいのではないのかなと。
その辺をぜひ、そういう大きな観点からまずお聞きしたいと思います。
そういう中で、今回のマンションだって人口が1,000人近く増えるわけですよね。防災上の観点からももちろんですが、日常生活の中から見ても1,000人の人が急にある一定の敷地に増えて、近隣の中に当然生活ですから出てきますけれども、近隣住人との間で持てるようなゆとりのあるスペースはどうしても必要ではないかと思うのです。それの名前は何でもいいです。広場でもいいし、条例上は提供公園という言い方でされているようですが、そういうのでもいいけれども、個別というよりは、やっぱりそういうものが、そういうゆとりのあるスペースを、大規模なマンションがつくられるときに、区のまちづくり条例だと、近くに立野公園という大きな公園があるからつくらないで、そのかわりに区にお金を協力金という形で納めれば、どちらかを選択できると今条例上はなっているらしいですよね。人口がどんどん増えていっている状況です。そういう中で、それに対応するスペースがないとまずいのではないか。やっぱり立野公園が近くにあるからと思って、実際に立野公園に行くというのはかなりおっくうな問題があるし、やっぱり人口が増えたすぐそばにゆとりのあるスペースが欲しいというのが切実なことですよ。
- 副区長(黒田)
ありがとうございました。
2点です。人口の直接的な抑制という考え方は、私どもは持っておりません。やはり人口は、どちらかというと発展をするためには一定程度伸びた方がいいのではないかという基本的な考え方を持っています。ただ、極端に1か所にずっと集中する形にはならないようにと思っています。
では、どうするかというと、それは別の手法で、都市計画の中で容積という形で抑えているのです。建てられる建物の容積ということで抑えているのです。
例えば、ここは、敷地に対して100%、敷地と同じ容積の建物を建築できる土地なのです。
逆に今お話のあった吉祥寺通りですね。あそこは敷地に対して3倍、300%建てられるというふうに、土地によって規制することによって、集中しないようにするというのが、今の都市計画の手法なのです。
一方で、第一種低層住居専用地域ですけれども、これは練馬区の中で一番多いのです。パーセンテージで言うと、練馬区内の58%ぐらいが、この第一種低層住居専用地域ということなのです。
そういう意味で、ほぼ2、3階建ての建物が建ち並ぶというふうな土地柄なのですね。ですから、戸建てでいうと2、3階の方、集合住宅でも3階くらいの建物で、高層は建たないように抑えているとお考えください。
それから2点目なのですけれども、私どももこの間、さまざま中高層の建物で紛争を経験してきました。そういう意味で、中高層の紛争を予防する条例も持っていますし、日影規制という規制も持っています。建物の個別の法律には合っているけれども、それでもなかなか周辺との調和がとれないということがあったので、平成18年にまちづくり条例をつくりまして、やはり区と協議をするように。それと、地域と協議をしなさいと、そういう手続きを定めたのです。そういう手続きを定めることによって、野放図な開発をとめるというふうな形にしています。したがって、それ以降、紛争というのは非常に減っている状況です。
また、同じ時期ですけれども、建物の絶対高さというのを練馬区全域で決めまして、そういう意味でも、またペンシルビルのような高い建物は建てにくいようにしましたので、一定の紛争はとまりました。今回のように、どちらかというと法律ぎりぎりということで、地域の方々には非常に圧迫感があるということですが、私どもとしては努力した結果として、ここまで抑えるのがやっとだったという状況でございます。
今後の方向につきましては、先ほどもお話をしましたけれども、個別にまた相談をさせていただいて応じてまいりますけれども、全体としての考え方はそういうことだということでご理解ください。
- 参加者
今、子育てをしているので、子育て支援についてちょっと伺いたいのですけれども、17ページに「全ての児童が安心して放課後を過ごせるようにします」と書いてあるのですが、今、子どもが保育園に通っていて、この後学童クラブとかを利用する予定になっているのですけれども、このねりっこクラブが広がった場合、定員が多いというふうにお話を聞いています。そうなってくると、たくさんの子どもたちが一つのお部屋に詰め込まれて運営をされていくのが心配です。今、保育園は20数名程度でやっているものを、小学校の1クラスよりも多い人数を大人の人が見なければいけないというので、ちょっと心配になっているので、ここをこれからどういうふうに進めていくのかをお伺いしたいです。
あと、2番目に「児童館機能を見直します」、「乳幼児と中高生向け」と書いてありますけれども、小学生になったら児童館は使えなくなってしまうと、子どもを踏切を越えて上石神井小学校に遊びに行かせなければいけなくなってしまったりするので、できるだけ近くで遊ばせたいなと思うのですが、そういった施設が少なくなってしまうのがちょっと困るなと思いまして、伺いたいなと思います。
あと、もう一点としては、区立保育園の民営化について書かれていたのですが、ほかの私立保育園の様子を聞いたりしていると、若い先生が働き始めてもすぐに変わってしまわれたり、職員の交代が多かったりするというのをよく聞きます。
公立保育園だと、ベテランの先生がいたりするのでとても安心感があるのですが、民営化した場合は、そういった形で新しい先生がころころ変わるということも可能性としては考えられるので、営業時間とかを広げていただくのは構わないのですが、広げた分、人件費を上乗せするとか、そういった支援をされるご予定はないでしょうか。
もう1点、このあいだ、娘の保育園の運営委員会で聞いたのですけれども、今、写真を撮って写真屋さんにお金を払うときに、準公金となる写真代を保育園に1日しか預かってもらえないというので、保護者のみんなが困っていまして、公立保育園も委託された保育園でも数日間保育園にお金を預けて、写真屋さんにお金を渡していただけるような制度とかをつくっていただけないかなと思いまして、ご質問したいと思います。
すみません。ちょっと子育て中なので、子育ての話を聞かせてください。
- 教育長
まず、ねりっこクラブについて、ご心配も含めてお話がありました。
そもそもねりっこクラブは、学校が終わって、子どもたちを放課後きちんと安心して預けていられるようなところが必要ではないかということでつくったものです。
練馬区には学童クラブが、今92あります。ただ、全部の学校に学童クラブがあるわけではなくて、ちょっと離れた児童館にあったり地区区民館にあったりというところもありました。
それからもう一つ、学童クラブに入っていないけれども、放課後に友達と遊びたいというときに見守ってくれる制度で、地域の方々の協力による「ひろば事業」ということもやっていました。
でも、実は学童クラブは学校の中にないと、特に小さい小学校1年生の子どもたちが、学校が終わって放課後その学童クラブまで行くのに、普通の道を通っていかなければいけないという点で、心配でありました。
それから、もう一つ、ひろば事業は、とてもいい制度なのですけれども、毎日やっているわけではなく、しかも夏休みとか冬休みはやっていないことが多いのです。学童クラブに行っている子どもたちもそうでない子どもたちも、全ての子どもたちが、学校の中でそのまま放課後にいろいろ遊べるような、そしてまた勉強できるような、そういう仕組みをつくりたいということでねりっこクラブをつくりました。
今、お話をいただいたように、ねりっこクラブの中の学童クラブは大勢の詰め込みなのかというご心配をいただきましたが、基本的に、学童クラブは全て40人の定員ですけれども60人まで受け入れています。今度つくるねりっこクラブの中の学童クラブは、一応45人ぐらいを単位にして、子どもたちをきちんと保育しようというふうに思っています。
したがって、今の学童クラブと比べても、ぎゅうぎゅうに詰め込むということではありません。そのことは、ぜひご理解をいただきたいと思います。
それから、今度はねりっこクラブになると、学童クラブの子どもたちと、いわゆるそれ以外のひろば事業の子どもたちと一緒に遊ぶことができるようになりますので、もっともっと交流が深まって、子どもたちにとってはいい形になるのではないかと思っています。
それから、児童館機能の話をいただきました。
児童館も、私どもとしては、先ほど言ったねりっこクラブが全部の学校にできると、子どもたちは基本的に放課後はそのねりっこクラブで遊ぶことができるようになります。そうすると、今まで児童館に行って遊んでいた子どもも、自分の学校で放課後も過ごせるようになります。したがって、将来的には、この児童館の機能というものも変えていかなければいけないと思っています。
というのは、一つは、今、児童館に行ったことがおありになるからよくご存じだと思うのですけれども、小さいお子さんたちが保護者の方と一緒に午前中に来ていたりしていますよね。そういう機能、つまり地域の子育ての拠点にもなっています。
それから、午後になると、今度は中学生や高校生が来ている児童館もあります。今、中学生や高校生はなかなか居場所がありそうでないわけで、そういう子どもたちも今、児童館に来ています。
そういう意味では、ただ、今までみたいに小学生だけの児童館ではなくて、小さい子どもから中学生、高校生ぐらいの子どもまで一緒になっていろんな活動ができる、そういう新しい児童館機能というものを私たちとしては探していきたいと思っていますので、今、「児童館がなくなってしまうのかしら」、「自分たちの子どもたちが児童館に行けなくなってしまうのか」というご心配ですけれども、もちろんねりっこクラブというものはまだまだこれからつくっていかなければいけないけれども、すぐにできるわけではありませんので、その過程の中では、しっかりと児童館で小学校の子どもたちも見ていきたいというふうに思っていますので、ご安心いただきたいと思います。
それから、区立の保育園の民営化の話がありました。人がどんどん変わってしまう。そういうことを聞いたというお話をいただきました。
私立の保育園に若い先生たちが多いのは確かだと思います。皆さんから言われることがあるので、私も調べましたが、それほどしょっちゅう変わっているということではありません。ただ、若い保育士さんが多いから、いろんなご事情があっておやめになるという保育士さんがいることは事実です。
でも、それによって保育が滞ったり、あるいは、この保育が保護者にとってとても不安で、「もう預けられない」とかということは全くなくて、むしろ私立の保育園の方が、あるいは練馬区が委託をした保育園の方が、保護者の満足度が高いということも一方ではありますので、ぜひその辺も冷静に見ていっていただければありがたいと思っております。
それから、準公金の問題。つまり、公金ではないお金を施設でお預かりして、いろんな活動の費用にしたり、あるいは事業者さんに納めたりということが、確かに学校もあるし、保育園でもいっぱいあります。
ただ、それによって、もしそういうご不便があるとするならば、別の方法がないかどうか、それはやはり考えていく必要があると思います。それについても一緒になって保護者の皆さん方と話し合いはしたいと思いますけれども、いずれにしても、お金が長期間その施設の中にあるということは、これはやはりさまざまな面で私はよくないと思っておりますので、できるだけなくしていきたいと思っています。それは、ぜひご理解をしていただきたいなと思っております。
- 参加者
私は高齢者のことで質問をします。
パワーポイントの15枚目、取組7のところについて具体的に聞かせてほしいというのが質問です。
細かい内容でいくと6点あるのですけれども、まず、「厳しい財政状況にあっても、質の高いサービスを継続していく持続可能な取り組み。メリハリのある仕組みをつくっていく」と書いてあって、その視点でこのパワーポイントを見たときに、一つ目の質問なのですけれども、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らすためには、介護予防の方にシフト、重点が置かれているのかなというふうに印象を受けたのですけれども、その辺はどうなのかということが一つ目です。
あとは、介護サービスの充実のところに書いてある、「特別養護老人ホームの整備」とあるのですけれども、「整備」というのは増やすことなのかということが二つ目。
それから、三つ目が、その下の3番目「高齢者を支える窓口を強化」とあるのですけれども、ちょっと具体的な内容をお聞きしたい。
それから、その次の4番目「要介護認定を迅速化」というのも、例えば今、30日とか、更新の場合は60日とあるのですけれども、その「迅速化」についてもうちょっと具体的な内容を聞かせてください。
そして、その右隣の「区民との協働を展開」の、1番目「区民の自主活動と連携して、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせる」とあるのですけれども、その「自主活動」というのがまたちょっと具体的にイメージできないので、教えてください。
最後は、「高齢者が活躍できる体制」というのが、また具体的にお聞きしたいということです。以上です。
- 副区長(山内)
まず、1点は、「介護予防に重点を置く」ということですが、平成27年に介護予防の仕組みが介護保険法で変わりました。介護予防をベースにするということは、地域で最後まで高齢者を支えていくという仕組み、地域包括ケアシステムというものに重点を移していこうという国の方針があります。
練馬区においても、介護予防を中心にやっていこうということで、地域で支えていくシステム、地域包括ケアシステム、医療と介護、生活支援、住宅、そういったものをトータルで支えていく仕組みをつくっていこうということでございます。
例えば具体的に言いますと、練馬高野台駅のところですが、谷原出張所内に街かどケアカフェというのをこの4月に開設いたしました。そこで介護予防の運動とか、地域の認知症の方たちのケアカフェということでお話をする場をつくる。それを具体的に支えるのは、地域包括支援センターでございます。同時に地域を支えるいろいろな団体があります。そういったものが入って、協働で高齢者を支えていくというシステムをつくろうというのが、地域包括ケアシステムの一つでございます。
それは、全部役所で地域包括ケアシステムを支えるというのはなかなか難しいことでございますので、地域の皆さんとの協働のもとに、地域で支えていくという仕組みを、試験的にまず谷原の中でつくっていこうということで、今、進めています。
介護予防のケアプランという形で、それぞれ地域包括ケアシステムを一人ひとりつくるということもやっているのですが、介護予防は医療と介護を結びつけるということが必要でございますので、病気になったり何かしたときには安心して病院に入れる。それから、また地域に戻って、介護予防で長く健康で寿命を延ばすという仕組みにつなげていく。それを連携しながらやっていこうというシステムでございます。
それから、2番の特養ホームを整備するということは、増やすということを考えております。練馬区は、23区の中で一番特養ホームの数が多いのですが、これから10年の間に高齢者が8,000人程度増えることが予想されております。特養ホームもまだ足りないということで、第6期の介護保険事業計画の中で、3年間で340床つくることになっております。
それから、高齢者を支える窓口ということでございますが、4つの総合福祉事務所があるのですが、それぞれに地域包括支援センターの本所というのがありまして、それぞれまた細かく地域に地域包括支援センターの支所というのがございまして、全部で25か所あります。そこが具体的な窓口になっています。
それから、介護認定を申請するときの迅速化についてですが、原則として30日以内に要支援、あるいは要介護1、2、3とありますが、それを認定していくシステムをつくろうということでございます。実はこの平成27年度に、大体50日、60日かかっているということで、いろいろ実際に困っている、認定されないで具体的なサービスが受けられないというお話がございまして、今、その介護認定をするチームを増やしまして、30日を目標に認定するということでやっております。
これは地元の医師会の先生、それから地域包括支援センターの皆さん方のご協力を得て、そういうシステムをつくっております。
それから、自主活動でございますが、これは区政改革計画素案の21ページに「区民の自主活動と連携します」ということで、このはつらつシニアクラブ、あるいは街かどケアカフェといったものと連携して、あるいはそういう中にいろんな地域で活動をする団体に入っていただいて、自主活動を進めていく。ケアカフェは単に介護予防を進めるだけではなくて、皆さん方の生きがいといいますか、地域におけるいろんな活動をすることによって、交流の場であると同時にお互いの悩みを、お茶を飲みながら相談し合う。そこに保健師さん、介護福祉士も入って、ご相談にも応じると、そういうシステムでございます。
それから、高齢者が活躍できる体制ということで、今のお話ともかかわるのですが、高齢者のいろんな活動の場を用意します。例えば、学習の場。あるいは地域に、自分自身が健康な高齢者であれば、ほかのちょっと弱った方のお手伝いをすると。そういうシステム、そういう交流の場をつくろうということで、具体的に今、谷原で街かどケアカフェを中心としてつくるということを、モデル的に進めていくことを考えております。
私からは以上です。よろしいでしょうか。
- 参加者
子育ての部分なのですけれども、保育園とか小学校のところまではかなり充実が進んでいると思われるのですが、中高生の特に中学生の部分の拡大の計画とかというのはございますでしょうか。
また、高齢者の方の人材を活用していく中で、例えば中学生の学校内の教育の中で、学習支援とかというところにつなげていくとかという計画などございましたら、お伺いしたいです。よろしくお願いします。
- 教育長
中学生の支援ということでお話をいただきました。
多分学校にお子さんを通わせていらっしゃって、いろいろな難しい時期ですから、大変なのだろうなというふうに思いますけれども。
今、子どもたち、とりわけ中学生、高校生、さっきもちょっと児童館のところで話をしたのですが、放課後の居場所の問題。これも結構大事な問題でして、なかなかなくて、児童館や青少年館に行って遊んでいたりなんかするのですけれども、そういう問題が一つ。
それから、今、おっしゃったように、授業の勉強だけではなかなか基礎学力の定着だとか、それ以上に自分の学力を伸ばそうとしたときに、塾へ行くという手法もあるのでしょうけれども、学校でもう少し何かやっていただけないかということを、いろいろと保護者の方からも聞いております。
そういう意味では、子どもたちが、例えばもうすぐ通知表をもらってきますよね。1学期が終わりますから、7月に通知表をもらって、夏休みをどういうふうに過ごそうかという、これはやはりまずはご家庭でぜひその辺のところは考えていただきたいなと思うのですれども、学校でも補習授業は当然やっております。しかも、今、これから、地域の方々と学校とが連携をして、そして、地域の方々の中にも結構教えることが得意な方がいらっしゃって、そういう方に放課後に来てもらって、子どもたちの勉強を見てもらうというような新しい試みも始めております。
これは、私としては全校にやっていきたいと思っています。
それから、生活がなかなか苦しくて、家庭環境からなかなか勉強ができないという子どもも中にはいるので、そういう子どもたちに対してはそれとは別に、学校教育支援センターというところを中心にして、学習支援をしております。とりわけ中学校3年生の子どもたちはこれから受験を控えておりますので、生活保護で就学援助をもらっている子どもたちや準要保護の子どもたちを中心にして、そういう学習支援の試みも、今、始めたばかりですけれどもやっております。
そういう意味では、子どもたちの居場所の問題と、それから学校での授業以外の学習支援ということについて言えば、今、申し上げたことを新しく始めておりますので、ぜひ子どもにも話をしていただければありがたいですし、学校の方にちょっと聞いていただければありがたいと思います。
- 参加者
議会を傍聴してみますと、高齢者対策の処遇を減らした方がいいのではないかという意見もございますし、それから、今、大泉の高齢者センターです。あれも一生懸命区長さんは取り組んでいるのですけれども、反対もございますよね。でも、やっぱり文化とかそういうのを高めるためには、私たち老人のために、ぜひともそれを実現してください。
それをお願いして、区長さんがいつも公の場でおっしゃっていることは、待機児童とかそういうのは、他の区よりも練馬は自慢できるような業績を上げているのだということを、一つ具体的にどういうふうにしてそういう成果を上げたのか説明してもらいたい。ご答弁をお願いいたします。
それからここの駐車場入り口が狭いのです。私は何回も車をバックして、切りかえして出るのです。立派な駐車場があるのですけれども、いつも私はそれをどうかしてくれないか。柱を、今の技術はどうにかできるのですよ。もっと細くしてもらうとか。これが、申し分ないのだけれども、ちょっと駐車場に入るときと出るときのこれを改善してもらいたい。お願いする次第でございます。
- 教育長
今、待機児童の対策についての練馬区の取り組みということでお話をいただきました。
確かに練馬区は、この間ずっと待機児童対策をやってまいりました。
特に申し上げたいのは、ここ5年間で実は保育園の定員の枠を4,600人増やしました。これはなかなか他の自治体ではないことですし、ここ3年だけ見ても、2,600人増やしました。これは恐らく23区では一番だったと思っております。
ただ、2,600人を3年間で増やして、5年間で4,600人増やしましたけれども、依然として待機児童はいます。このことは、やはりしっかりと見据えなければなりません。そこで、区長が、今回待機児童ゼロ作戦を打って出たわけであります。
そういう意味では、練馬区はいつも目の前にいる待機児童を何とか解消しようということで努力をしてきましたし、しかし、それでもなお待機児童がいるという現実にもしっかりと目を向けて、これから来年度に向けて、何とか待機児童をなくするように努力をしていく。それが現状でございます。
来年度に向けては、当初、今年4月ごろには550人ぐらい定数を増やそうかなと思ったのですけれども、1,000人に増やすということで、今、努力をしているところでございますので、ぜひご支援をいただければありがたいと思っております。以上です。
- 副区長(黒田)
この建物なのですけれども、確かに地下駐車場はちょっと狭いのです。実は、なかなか地下の空間にある柱なものですから、改善が非常に難しいということだけはご理解ください。柱が大きくて。傷つけないようにパットは張ってあるので、注意して運転されてください。
- 参加者
この区政の改革計画というのはすごくいいと思うのですけれども、ちょっとその件の事業費についての質問なのですけれども、この事業を進めるためには、非常にお金がかかると思うのです。それで、10年後には200億円不足とあります。現在から10年後まで、差額がどんどん増えていくのですけれども、その差額は全部起債をして、事業費を計画しているのでしょうか。
それから、この区の経常収支比率ですけれども、練馬は新しい区ですので、この事業費がほかの特別区よりかかるのはしようがないと思いますけれども、こういう状態がずっと続いたら、練馬区も今の日本のように破産するのではないかと思っているのですけれども、その点はどのようにお考えですか。
- 副区長(山内)
計画素案67ページのお話です。
この差額がこのままいくとどうなるかということなのですが、これは試算でございまして、現在の事務事業を今のまま継続していくと、平成38年度には基金の取り崩しと、新たな起債により補填しなければならない金額は200億円になるということで、このままの事業の形態をとっていくと差額が増えていってしまうということでございます。財政的には非常にきつくなってしまうということなので、この区政改革を進めることによって、経費の削減を進めるとか、事業の組み換えをやるとか、あるいはこういう建物もこれからますます老朽化をしていきますので、そういったものについての改築・改修について工夫をして、お金のかからない仕組みをやっていこうと。あるいは、施設の再編等を進めていくことを考えて、この図のようにならないように、区としても努力していきたい。そのために、住民の皆様のご理解をいただきたいということでございます。
それから、この下の経常収支比率の推移でございますが、平成26年度で見れば、練馬区は23区の平均80.7%に対して、86.1%ですから、6ポイントほど硬直的になっており、柔軟性に欠ける数字になっています。
例えば多摩の市、町では、90%を超えているところがありますので、それから比べれば相対的にはいいです。しかし、80%を超えると硬直的だという財政的な定説があるわけですが、定説からするとちょっと練馬区も高くなっています。
27年度決算がもうすぐ整理されるのですが、この86.1%よりも落ちると見込んでおります。今後、区民の皆様方のご理解をいただいて、いろいろな事業もスクラップアンドビルドを進めることによって、この財政、経常収支比率を健全化していきたいと思っておりますので、よろしくご協力をお願いいたします。
- 参加者
商店街のことです。私は区商連に参加しておりますので、区の方からいろいろと予算をいただいて、活動したり、援助してもらったものがいろいろとあるのです。この取組11のところに、「練馬区の魅力と活力を次世代につなぐまちづくりを進めます」というところに、(4)農業の融合をするまちづくりを進めると、26ページに書いてあるのですけれども、練馬区で成り立っていない商店街がだんだん増えているのですよね。それで、私どもの商店街も、新しくできるお店はみんなチェーン店か何かで、個人店だとか若い人が独立してできるような店がないもので、そういうことがもっと増えれば、またまちづくりや何かに違った活動ができると思いますので、前にいる皆さんはいろいろと知恵を持っていると思いますので、そういうことを教えてほしいと思います。
私らは長いことそんなにしませんけれども、これから若い人が10年、20年、30年やっていくにはどうしたらいいかちょっと教えてほしいと思いまして、質問しました。
- 副区長(山内)
私どもの方も、これをやれば必ず活性化して良くなるという案は、残念ながら持ち合わせておりません。
一番大事なことというのは、やっぱり商店街の活性化、あるいは商店の収益を上げるためには、個店、一つ一つの店が収益を上げる努力をすること、工夫をすること、それからそれが商店の皆様が商店街として協力することだと思います。例えばまちゼミというのを今やっているのですが、練馬区内の各商店街で始めておりまして、自分の商店の商品の特色とか、あるいは使い方とか、あるいは性能とかを具体的にお客さんに説明して、それでその中身を理解していただいて買っていただく。そういう人たちをちょっとリピーターとして、言ってみれば囲い込むという、そういうまちゼミというものを皆様と始めて、商店街としてもやっているし、個店としてもそういうことを今始めております。それを活性化につなげていこうとやっていますので、非常に練馬区全体の商店街に広がってきております。
確かに、非常に画一的な商品を早く、あるいは売れないものはすぐに引き上げてやっていくというようなチェーン店が増えているということもあるのですが、それに負けないで、自分のところの特色を出すということも努力が必要でございますので、それに対して練馬区はきちんと支援をしていくと。自分のところでこういうふうに工夫していくのでこういうお金が足りない、あるいはこういう工夫をするのにどういったアドバイス、支援があるかということでご相談があれば具体的な支援を、そういうやる気のある自分たちでこういう努力をしていこうというところについては、積極的に区としても支援を今進めております。
ココネリにビジネスサポートセンターがありますので、ぜひそちらに出向いていただければと思います。よろしくお願いいたします。ありがとうございます。
- 参加者
ちょっとこれは質問ではないと思うのですけれども、できないかどうかの相談なのですけれども。
委託だと思うのですけれども、65歳以上には安心電話というのですか。何でしたか。安心ケア電話というのかな。週に1回かかってくるのです。僕はもう69歳ですからオーケーなのですけれども、いただくまではいいのです。ところが出なかった場合、息子に電話がいくわけです。息子は、僕がどこにいるかなんていうのは全然わからないですから、ちょっと困っちゃって、僕はどうしたかというと、PHS、電波がちょっと違うのですけれども、使って、50日間電池が持つ。それで、息子に渡したタブレットで僕の位置を100メートル単位で推測できるのです。ところが、来年ぐらいかな。PHSが相当縮小されてしまって、もう機械もつくらないそうなのです。
それで、お願いしたいことは、普通の電話でも落とすと局の方で見つけてくれるのですよね。ただ、制限があって、それは本人だけだというのです。そうすると、本人が落としたところの自分の位置を調べてもしようがないことだから、それを親族が探せるようにシステムを変えてもらいたい。そういうお願いが電話会社にできないかということです。
でも、あそこは随分うるさくて、料金を下げろと言われても下げなかったり、いろいろと反抗しているみたいだからちょっとわからないのだけれども、そういうお願いというのはどこにお願いすればいいのか、そこを知りたいのですけれども。
- 企画部長
今、ご紹介いただいたサービスなのですけれども、福祉電話というお名前でやっているものでございますね。ひとり暮らしや65歳以上だけでお暮らしの世帯の方に、週に1回でございますけれども、お電話を差し上げるというサービスでございます。
それで、このサービスにつきましては、ただいまお話いただいたように、お電話をかけるというのが基本のサービスなものですから、昔ですと、家の黒電話が鳴ってそれをとればいいという話だったのですけれども、今、生活がかなり多様になっておりますし、家庭の状況もかなり違いがあります。
したがいまして、今日、ご意見をいただきましたので、所管部の方には今日ご意見があったことをまずお伝えさせていただいて、今後ちょっと改善に努めるなり、また新しい方法も考えたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
- 参加者
この改革案の25ページの「快適な都市環境を創出する道路を整備」と道路整備のことなのですけれども、私は今、富士街道とそれから大泉学園と上石神井を結ぶところの交差点のすぐ近くに住んでいるのですけれども、富士街道は、結構昔から遊歩道、歩道が完備されているのです。縦にある南北に続く区道ですね。これが、大泉学園の方は整備されていますけれども、それがずっと上石神井まで続いているこの道路は、歩道が全くないのですよ。ガードレールだけで区切っているような、こういう状態が、私が住み始めて40年ぐらい経ちますけれども、それは私は自転車でよく通勤していたものですから、ガードレールの方を通っていいのか、中を通っていいのか、くねくね回って通勤していましたけれども、一向にそこの道路に歩道橋ができないという状態が続いています。その理由を一つ教えてもらいたいと思います。よろしくお願いします。
- 副区長(黒田)
副区長の黒田です。どうもありがとうございます。
大泉学園から南のバス通りですよね。学芸大通りと言われていると思いますけれども、学芸大の附属小学校があるところですね。
あの通りは、8メートルぐらいしかないのですが、バスが通っている関係でガードレールがあるのですが、まさに自転車の方は、バスが来るとどこに逃げたらいいのかわからないような状況になるのですね。私どももその状況を非常によくわかっていまして、改善をしたいのです。
私たちが持っている案は、そこからもう少し西に、都市計画道路135号線という都市計画をしている路線がありまして、その整備をしようとしています。
大泉学園駅のところを見ると、アンダーパスが通っていますけれども、アンダーパスを通ったらすぐに、こちらから行くと右に曲がってしまうのですかね。左に曲がるというのでしょうか。昔の踏切の位置の方に、またクランクで回ってからバス通りに出てくるという形なのです。あのアンダーパスを越して、そのまま真っすぐ南におりるような路線が都市計画としてかかっています。
そこで、私どもとしてはその路線を整備しようとしているのですが、途中にさまざまな課題がありまして、今、地域の方々と話し合いをしている状況です。
具体的には、大泉第二中学校の真ん中に通っていまして、そこの学校環境をどういうふうにして整備をするかということで、前川区長になる前から、私どもはいろいろと検討していたのですけれども、前川区長になってから、この道路整備はすると、だけれども、学校環境も守ると。この二つの課題をちゃんとできるような改善案をつくれというのが、私どもに課せられた大きな命題です。
今、外部の有識者の方、学者さんとかそういう方々に検討委員会を設けていただきまして、具体的な案をつくっております。もう少し時間がかかりますけれども、非常に区の西側としては大切な道路といいますか、南北の軸ですので、早く改善できるように努力してまいります。よろしくお願いします。
- 参加者
こんばんは。
区長、今の話でやめようと思ったのだけれども、あれは本当にどういうふうに解決するのですか。私は最初、全然知らなかったのです。何だか去年あたりから、急きょ135号線と言っているけれども、あれが解決しなかったらば、あの道路は結局どうなるのでしょうか。可能性はあるのですか。
私はここでもってある方に言ったのです。あのことを解決するのは、まずは区長が、あそこら辺の住民とかあの問題にかかわる人に対して、土下座して、区は謝れということ。それから、地域の住民にそれを納得していただいて、それで完成すると思っているのです。
- 副区長(黒田)
今、ちょっとこちらの方にもお話ししたのですけれども、私どもとして、今、どういうふうな形で地域の方々にご説明できる案ができるかという段階でございます。これができましたら、やはりこういう説明の場を設けたりして、地域の方々と直接話し合って、整備計画(案)をつくってまいりますので、そのときにはまた来ていただいて、ご意見をいただきたいと思います。ありがとうございました。
区長挨拶
今日は、長い時間本当にありがとうございました。
私は区長にならせていただいて、こういう区民の皆様との会合を小さなものを含めると何十回もやってまいりました。今日は一番真面目な会合でありました。大変具体的な問題について、具体的なご質問をいただきました。
私は、いずれにしましても、今日いただいたご意見はもちろん踏まえながらですが、この区政改革計画でお約束したこと、特に区民参加と協働の区政に取り組むということは絶対実現していきたいと思っております。今、お話にあった道路の問題ももちろんですけれども、みどりを増やしたりとか、あるいは練馬ならではの都市文化をつくったりとか、子育て、高齢者の問題ももちろんですが、こういったことを区民の皆様とご一緒に議論をしながらつくっていく。その大方針、大原則は絶対曲げないで頑張るつもりであります。
なかなか微力でございますので、十分行き届きませんけれども、今後とも、私も頑張ります。また、ここにいる職員も一緒になって頑張らせますけれども、皆様方の的確な建設的なご批判、またご意見をいただいて、それを積極的に活かしながら頑張っていきたい。これは言葉だけではなくて本当にそう思っておりますので、どうか今後とも引き続きよろしくお願い申し上げます。
本日は、長時間本当にありがとうございました。
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区長室 広聴広報課 広聴担当係
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