水痘(みずぼうそう)
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更新日:2024年5月1日
水痘(みずぼうそう)について
水痘は「みずぼうそう」とも言われ、感染力の強い病気です。5歳までに約80パーセントのお子さんがかかると言われており、健康な場合は一般に軽症で済みますが、重症化したり亡くなったりすることもあります。
潜伏期間は2週間程度で、主な症状は発しんや発熱です。一般に水疱の数は、症状が出てから数日内に250個から500個以上に達します。発熱の程度は、通常38度前後で2日から3日続きますが、40度を超えることもあり、その際は熱性けいれんを合併することがあります。
水痘(みずぼうそう)予防接種の有効性
水痘のワクチンは、現在国内では乾燥弱毒生水痘ワクチンが用いられています。水痘のワクチンの接種を1回受けると、重症の水痘をほぼ100パーセント予防でき、2回の接種を受けることで、軽症の水痘も含めてその発症を予防できると考えられています。
対象者と自己負担額
- 接種日現在、練馬区に住民登録があり、生後12か月(1歳)から36か月(3歳)に至るまで(3歳のお誕生日の前日まで接種が受けられます。)の方。
- 接種費用の自己負担はありません。
注記:すでに水痘(みずぼうそう)にかかったことがある場合、定期予防接種の助成対象になりません。
予診票の郵送について
練馬区に住民登録がある方に対して、生後11か月になる月に、個別に郵送いたします。
「水痘ワクチン 接種予診票 2回分」は、以下の1.から5.の予診票と同封し、郵送します。
※令和6年12月送付分(令和6年2月生まれの方が対象)から5種混合ワクチンの予診票を同封するため、送付内容が変更となります。
- 「Hib(ヒブ) 追加 1回分」
- 「小児用肺炎球菌 追加 1回分」
- 「DPT-IPV(4種混合) 第1期追加 1回分」
- 「MR(麻しん風しん混合) 第1期 1回分」
- 「おたふくかぜ 1回分」
予診票再発行および郵送について
詳しくは、以下のリンク先をご覧ください。
接種回数とスケジュール
接種回数は2回です。
注記1:接種日を0日として数えます。
注記2:集団生活に入る前に接種を受けることをお勧めします。
注記3:「MR(麻しん風しん混合) 第1期」を優先してください。
「MR(麻しん風しん混合)」について、以下のリンク先をご覧ください。
予防接種を受ける場所
- 練馬区の予防接種協力医療機関、練馬区以外の22区、西東京市および武蔵野市(当該自治体の予防接種協力医療機関であることを確認してください。)でも受けられます。
- 里帰り出産等の事情により、上記の予防接種協力医療機関で接種を受けることができない方は、接種を受ける前に「予防接種実施依頼書」の発行を申請してください。
詳しくは、以下のリンク先をご覧ください。
「予防接種実施依頼書」発行の手続きについて(接種を受ける前)
次のいずれかに該当する場合、助成は受けられません
- 接種日現在、練馬区に住民登録がない場合(転出届を提出した日付ではなく、転出日から住民登録はなくなり、全額自己負担となります。ご注意ください。)
- 予診票の有効期限(接種期限)を過ぎて、接種を受けた場合
- 「水痘(みずぼうそう)ワクチン 接種予診票」を医療機関に持参しなかった場合
注記1:転出した方は、接種を受ける前に転入先の行政機関に転入の手続きをし、転入先で接種、助成を受けてください。
注記2:練馬区内で引越し(転居)をした場合、新しい住所が記載された予診票が必要になります。転居の手続き後、予診票の再発行の手続きをしてください。旧住所が記載されている予診票の場合、接種、助成を受けられない場合があります。
詳しくは、以下のリンク先をご覧ください。
予防接種を受ける前の注意
- 水痘(みずぼうそう)予防接種を受けることについて、このページをよく読んで、必要性や副反応についてよく理解しましょう。
- 予防接種はお子さんの体調が良いときに受けるのが原則です。
- 日頃から保護者の方は、お子さんの体質、体調など健康状態によく気を配ってください。
- 気にかかることやわからないことがあれば、接種を受ける前に医師や看護師などにご相談してください。
予診票は、接種の可否を決める大切な情報です。基本的には、接種を受けるお子さんの保護者が責任を持って記入し、正しい情報を医師に伝えてください。
接種間隔
注記:すでに水痘(みずぼうそう)にかかったことがある場合、定期予防接種の助成対象になりません。
詳しくは、以下のリンク先をご覧ください。
予防接種を受けることができない方
- 接種を受ける時、体温が37.5度以上ある方
- 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな方(注記1)
- 水痘(みずぼうそう)予防接種の接種液に含まれる成分で、アナフィラキシーを起こしたことがあることが明らかな方(注記2)
- その他、医師が予防接種を受けることが不適当と判断した方
注記1:急性で重症な病気にかかっているお子さんは、その後の病気の変化もわからないことから、その日は接種を受けないのが原則です。
注記2:アナフィラキシーというのは通常接種を受けた後約30分以内に起こるひどいアレルギー反応のことです。汗がたくさん出る、顔が急に腫れる、全身にひどいじんましんが出るほか、はきけ、嘔吐(おうと)、声が出にくい、息が苦しいなどの症状やショック状態になるような、はげしい全身反応のことです。
予防接種を受ける際に医師とよく相談しなくてはならない方
次の理由で、医療機関に通院中の方は、主治医のいる医療機関で接種を受けてください。
なお、主治医のいる医療機関以外で接種を受ける場合は、主治医の意見書または診断書が必要なこともあるので、診察の際にご相談ください。
- 臓病、腎臓病、肝臓病、血液の病気や発育障害などで治療や指導を受けている方
- 接種を受けた後、2日以内に発熱や発しん、じんましんなどアレルギーと思われる異常がみられた方
- 今までに、ひきつけ(けいれん)を起こしたことがある方
- 過去に、免疫不全と診断がなされている方、近親者に先天性免疫不全症の人がいる方
- 水痘(みずぼうそう)ワクチンに含まれる成分で、アレルギーを起こすおそれがある方
- 病気の治療、予防などのためガンマグロブリン製剤の接種を受けたことがある方
接種時に持参するもの
- 必ず持参するもの
・「水痘(みずぼうそう)ワクチン 接種予診票」(事前に必要事項をご記入してください。)
・氏名、住所、生年月日(年齢)が確認できる書類(健康保険証など)
・母子健康手帳(母子手帳) 接種歴・接種間隔の確認のため、お手元にある場合は必ず持参してください。 - 任意で持参するもの
・郵送された「生後11か月になるお子さん 予防接種のお知らせ(冊子)」または、「【定期】水痘(みずぼうそう)予防接種のお知らせ」
以下の書類は、必要な方のみ、持参してください。
- 練馬区が発行した「予防接種実施依頼書」
- 委任状(保護者以外の方が同伴者となる場合には、保護者が記入した「委任状」の提出が必要になります。)
詳しくは、以下のリンク先をご覧ください。
「予防接種実施依頼書」発行の手続きについて(接種を受ける前)
接種を受けた後の注意
- 接種を受けた後30分間程度は、接種を受けた場所でお子さんの様子を観察し、医師とすぐ連絡をとれるようにしておきましょう。急な副反応が、この間に起こることがまれにあります。
- 接種を受けた後、4週間は副反応の出現に注意しましょう。
- 接種を受けた部位は清潔に保ちましょう。入浴は差し支えありませんが、接種を受けた部位をこすることはやめましょう。
- 当日は、はげしい運動は避けましょう。
- 接種を受けた部位が赤くなったり、痛んだり、軽いだるさ、発熱、さむけなどを覚えることがありますが、いずれも通常2日から3日中には特別の処置をしなくてもおさまります。
- 万一、高熱やひきつけ(けいれん)などの異常な症状が出た場合は、すみやかに接種医またはかかりつけ医の診察を受けてください。
副反応(予防接種によって起きる副作用)
通常みられる副反応として、接種を受けた局所が赤くなったり、腫れたり、ずきずき痛んだり、しこりや発しんができたりすることがあります。ほとんどは、接種を受けた後2日までに出現し、3日以内に自然に治るので心配の必要はありません。
きわめてまれに重い副反応として、「ショック、アナフィラキシー(じんましん、呼吸困難、顔が急に腫れる等)」、「血小板減少性紫斑病(紫斑、鼻出血、口腔粘膜の出血等)」、帯状疱疹を伴った「無菌性髄膜炎」などの反応がみられることがあります。
接種を受けた後に帯状疱疹が生じることがありますが、その発生率は自然水痘に感染した患者に比べて同等ないしは低率とされています。
予防接種による健康被害と救済制度
詳しくは、以下のリンク先をご覧ください。
ねりますくすくアプリ「ねりすく」
詳しくは、以下のリンク先をご覧ください。
お問い合わせ
健康部 保健予防課 予防接種係
組織詳細へ
電話:03-5984-2484(直通)
ファクス:03-3993-6553
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