B型肝炎
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更新日:2024年12月18日
B型肝炎について
B型肝炎は、B型肝炎ウイルスの感染により起こる肝臓の病気です。
B型肝炎ウイルスへの感染は、一過性の感染で終わる場合と、そのまま感染している状態が続いてしまう場合(この状態の人をキャリアといいます。)があります。キャリアになると慢性肝炎になることがあり、そのうち一部の人では肝硬変や肝がんなど命に関わる病気を引き起こすこともあります。
注釈:キャリアとは、ウイルスを持っているが発病していない人のことを「キャリア」といい、血液検査(抗体検査)で陽性と確認した場合、「キャリア」と診断されます。
B型肝炎予防接種の有効性
ワクチンの接種を受けることで、体の中にB型肝炎ウイルスへの抵抗力(免疫)ができます。免疫ができることで、一過性感染やキャリアになることを予防でき、まわりの人への感染も防ぐことができます。年齢が若いほどワクチンによる免疫がつきやすい傾向にあります。ワクチンの接種を3回受けた後の予防効果は20年以上続くと考えられていますが、個人差も大きいと言われています。
また、予防接種を受けてもお子さんの体質や体調によって免疫ができない場合があります。
対象者と自己負担額
- 接種日現在、練馬区に住民登録があり、1歳に至るまで(標準的な接種期間は、生後2か月に達した時から9か月に達するまで)の方。
- 接種費用の自己負担はありません。
注記:母子感染予防のために抗HBs人免疫グロブリンと併用してB型肝炎ワクチンの接種を受ける場合は健康保険が適用されるため、予防接種法に基づく定期予防接種の対象外となります。
予診票の送付時期について
- 練馬区に住民登録がある方に対して、生後2か月になる月に、個別に郵送いたします。
詳しくは、以下のリンク先をご覧ください。
予診票発行について
詳しくは、以下のリンク先をご覧ください。
接種回数とスケジュール
接種回数は3回です。
注記:接種日を0日として数えます。
予防接種を受ける場所
- 練馬区の予防接種協力医療機関、練馬区以外の22区、西東京市および武蔵野市(当該自治体の予防接種協力医療機関であることを確認してください。)でも受けられます。
- 里帰り出産等の事情により、上記の予防接種協力医療機関で接種を受けることができない方は、接種を受ける前に「予防接種実施依頼書」発行の手続きをしてください。
詳しくは、以下のリンク先をご覧ください。
「予防接種実施依頼書」発行の手続きについて(接種を受ける前)
次のいずれかに該当する場合、助成は受けられません
- 接種日現在、練馬区に住民登録がない場合(転出届を提出した日付ではなく、転出日から住民登録はなくなり、全額自己負担になります。ご注意ください。)
- 予診票の有効期限(接種期限)を過ぎて、接種を受けた場合
- 「B型肝炎ワクチン 接種予診票」を医療機関に持参しなかった場合
注記1:転出した方は、接種を受ける前に転入先の行政機関に転入の手続きをし、転入先で接種、助成を受けてください。
注記2:練馬区内で引越し(転居)をした場合、新しい住所が記載された予診票が必要になります。転居の手続き後、予診票の再発行の手続きをしてください。旧住所が記載されている予診票の場合、接種、助成を受けられない場合があります。
詳しくは、以下のリンク先をご覧ください。
予防接種を受ける前の注意
- B型肝炎予防接種を受けることについて、このページをよく読んで、必要性や副反応についてよく理解しましょう。
- 予防接種はお子さんの体調が良いときに受けるのが原則です。
- 日頃から保護者の方は、お子さんの体質、体調など健康状態によく気を配ってください。
- 気にかかることや分からないことがあれば、接種を受ける前に医師や看護師などにご相談してください。
予診票は、接種の可否を決める大切な情報です。基本的には、接種を受けるお子さんの保護者が責任を持って記入し、正しい情報を医師に伝えてください。
接種間隔
詳しくは、以下のリンク先をご覧ください。
予防接種が受けることができない方
- 接種を受ける時、体温が37.5度以上ある方
- 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな方(注記1)
- B型肝炎予防接種の接種液に含まれる成分で、アナフィラキシーを起こしたことがあることが明らかな方(注記2)
- 母子感染予防として、出生後にB型肝炎ワクチンの接種を受けた方
- その他、医師が予防接種を受けることが不適当と判断した方
注記1:急性で重症な病気にかかっているお子さんは、その後の病気の変化がわからないことから、その日は接種を受けないのが原則です。
注記2:アナフィラキシーというのは、通常接種を受けた後約30分以内に起こるひどいアレルギー反応のことです。汗がたくさん出る、顔が急に腫れる、全身にひどいじんましんが出るほか、はきけ、嘔吐(おうと)、声が出にくい、息が苦しいなどの症状やショック状態になるような、はげしい全身反応のことです。
予防接種を受ける際に医師とよく相談しなくてはならない方
次の理由で、医療機関に通院中の方は、主治医のいる医療機関で接種を受けてください。
なお、主治医のいる医療機関以外で接種を受ける場合は、主治医の意見書または診断書が必要なこともあるので、診察の際にご相談ください。
- 心臓病、腎臓病、肝臓病、血液の病気や発育障害などで治療や指導を受けている方
- 接種を受けた後、2日以内に発熱や発しん、じんましんなどアレルギーと思われる異常がみられた方
- 今までに、ひきつけ(けいれん)を起こしたことがある方
- 過去に、免疫不全と診断がなされている方、近親者に先天性免疫不全症の人がいる方
- B型肝炎ワクチンに含まれる成分で、アレルギーを起こすおそれがある方
接種時に持参するもの
- 必ず持参するもの
・「B型肝炎ワクチン 接種予診票」(事前に必要事項をご記入ください。)
・氏名、住所、生年月日(年齢)が確認できる書類(マイナンバーカードなど)
・母子健康手帳(母子手帳) 接種歴・接種間隔の確認のため、お手元にある場合は必ず持参してください。 - 任意で持参するもの
・郵送された「生後2か月になるお子さん 予防接種のお知らせ(冊子)」または、「【定期】B型肝炎予防接種のお知らせ」
以下の書類は、必要な方のみ、持参してください。
- 練馬区が発行した「予防接種実施依頼書」
- 委任状(保護者以外の方が同伴者となる場合には、保護者が記入した「委任状」の提出が必要になります。)
詳しくは、以下のリンク先をご覧ください。
「予防接種実施依頼書」発行の手続きについて(接種を受ける前)
接種を受けた後の注意
- 接種を受けた後30分間程度は、接種を受けた場所でお子さんの様子を観察し、医師とすぐ連絡をとれるようにしておきましょう。急な副反応が、この間に起こることがまれにあります。
- 接種を受けた後、1週間は副反応の出現に注意しましょう。
- 接種を受けた部位は清潔に保ちましょう。入浴は差し支えありませんが、接種を受けた部位をこすることはやめましょう。
- 当日は、はげしい運動はさけましょう。
- 接種を受けた部位が赤くなったり、痛んだり、軽いだるさ、発熱、さむけなどを覚えることがありますが、いずれも通常2日から3日中には特別の処置をしなくてもおさまります。
- 万一、高熱やひきつけ(けいれん)などの異常な症状が出た場合は、すみやかに接種医またはかかりつけ医の診察を受けてください。
副反応(予防接種によって起きる副作用)
通常みられる副反応として、接種を受けた局所が赤くなったり、腫れたり、ずきずき痛んだり、しこりや発しんができたりすることがあります。また、全身の反応としては、だるい、頭痛や発熱などがありますが、ほとんどは、接種を受けた後2日までに出現し、3日以内に自然に治るので心配の必要はありません。きわめてまれに重い副反応として、「ショック、アナフィラキシー(じんましん、呼吸困難、顔が急に腫れる等)」、「多発性硬化症」、「急性散在性脳脊髄炎」、「ギラン・バレー症候群」などの反応がみられることがあります。
予防接種による健康被害と救済制度
詳しくは、以下のリンク先をご覧ください。
ねりますくすくアプリ「ねりすく」
詳しくは、以下のリンク先をご覧ください。
お問い合わせ
健康部 保健予防課 予防接種係
組織詳細へ
電話:03-5984-2484(直通)
ファクス:03-3993-6553
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