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庁議の記録(平成23年度) 第10回定例庁議(1月18日)

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ページ番号:678-496-475

更新日:2012年3月2日

開催日時

平成24年1月18日(水曜日) 午前9時から午前9時40分

開催場所

庁議室

出席者

1 庁議構成員

区長、副区長、教育長、区民生活事業本部長、健康福祉事業本部長(地域医療担当部長事務取扱)※注釈、環境まちづくり事業本部長、総務部長、企画部長、区長室長、危機管理室長、区民部長、産業地域振興部長、福祉部長、健康部長(練馬区保健所長兼務)、児童青少年部長、環境部長、都市整備部長、土木部長、会計管理室長、学校教育部長、生涯学習部長、選挙管理委員会事務局長、監査事務局長、議会事務局長

2 幹事

企画課長、財政課長、総務課長

3 関係職員

広聴広報課長、秘書課長、経営改革担当課長
(※注釈:欠席)

議題

【審議事項】

1 平成24年度当初予算の編成について

【報告事項】

1 平成24年練馬区新年賀詞交換会開催実績について

2 平成23年度「練馬区成人の日のつどい」の実施結果について

3 その他

企画部長

 平成23年度第10回定例庁議を開催いたします。本日は、庁議の後、4つの会議が開催されますので、よろしくお願いします。
 議題に従って進めさせていただきます。本日は、審議事項が1件、報告事項が2件です。
 はじめに、審議事項です。平成24年度当初予算の編成について、資料1が出ています。これまで、政策経営会議を中心に、当初予算の編成に取り組んできました。このたび、当初予算編成の考え方、財政計画、財政規模などの資料を整えました。説明をお聞きいただいた後に、ご意見をいただきたいと思います。それでは、資料1について、財政課長から説明させていただきます。

財政課長(資料1に沿って説明)

 はじめに、予算編成の考え方についてです。
 平成24年度は、長期計画の後期実施計画の初年度にあたります。また、長期計画の体系を踏まえた大規模な組織改正を行います。
 景気動向は不透明な状況にあり、様々なリスク要因が存在します。今後とも国内外の動向に注視する必要があります。
 国の予算は厳しい状況にあります。特別区財政調整交付金の原資も同様の状況にあります。3年連続して実施されていた基準財政需要額の圧縮措置は、平成24年度も継続される方向になっています。
 練馬区でも、歳出面では、扶助費の高止まりにより削減が難しい状況にあります。また、歳入面では、区民税、財政調整交付金の増額が見込めない状況にあります。
 そこで、平成24年度予算編成にあたっては、将来にわたって持続可能な財政運営を堅持するとともに、多様な行政課題に的確に対応していくため、「選択と集中のさらなる徹底」を基本方針として、経常的経費の見直しを行い、更に、長期計画の後期実施計画の内容についても精査を行いました。その上で、基金・起債を活用して、区民福祉の一層の向上に寄与するよう編成を行いました。
 資料には、長期計画における柱別の主要施策と経済対策を記載しておりますので、お目とおしください。

 つぎに、財政計画についてです。平成24年度当初財政計画、平成23年度当初財政計画、増減額、増減率等を、資料に記載しています。24年度の一般財源の計は、1,442億6,214万7千円で、23年度との対比では、8億1,972万6千円の減で、率にして0.6%の減となります。主な内容ですが、特別区税について、区民税が約7,000万円の減になる一方で、たばこ税が約2億8,000万円の増収になることから、約0.3%の増となっています。本来、年少扶養控除等の廃止に伴い約17億円の増収となるべきところが、景気動向を反映して増収分が飲み込まれ、微増にとどまっています。つぎに、特別区財政調整交付金です。原資の固定資産税が2.6%の減、法人住民税が4%の減という状況にあります。このため、練馬区においても7億4,000万円の減、率にして1%の減になります。過去と比較すると、平成20年度当初の財政計画では、一般財源の計は1,574億円余でした。平成24年度と比較しますと、約132億円、率にして約8%、縮小しています。そこで、54億5,000万円の財政調整基金を繰り入れます。多額の財政調整基金を繰り入れるのは、平成21年度以降4年連続となります。基金の繰入れを含む一般財源の合計は、1,497億1,214万7千円となります。この内、補正財源として4億8,600万円余を保留して、合計額にある1,492億2,609万円8千円を当初予算の一般財源として活用するものとします。

 つぎに、当初予算の規模についてご説明します。一般会計の規模は、2,275億6,384万3千円で、昨年度と比較して、約48億円の減、率にして2.1%の減になっています。減の主な要因としては、国の子ども手当の支給内容の見直し等に伴い、歳出ベースでは約41億円の減となったことがあげられます。また、投資的経費において、日本銀行石神井運動場の用地買収の終了による公園新設費が約43億円の減になっています。また、大泉学園駅北口の再開発の事業進捗により約20億円の増、保育所の待機児童対策で約17億円の増があります。つぎに、特別会計です。合計1,255億2,985万3千円で、前年比3.8%の増となります。増の主な要因としては、後期高齢者医療会計における広域連合への拠出金、約14億円の増があります。これにより、後期高齢者医療会計は、前年比が12.5%と大幅増になっています。また、国民健康保険事業会計においても、後期高齢者支援金の約11億円増などにより、国民健康保険事業会計は、前年比が3.5%増となっています。また、学校給食会計は、平成23年度をもって会計を廃止しますので、平成24年度からは、特別会計は4会計となります。4会計の重複を控除すると、平成24年度の特別会計の純計は、3,294億5,157万3千円となります。前年比で0.4%の減となります。

 つぎに、一般会計の性質別経費の内訳についてです。義務的経費については、これまでどおり人件費、公債費ともに減少が続いています。扶助費については、昨年度10.3%と大幅な増がありましたが、今年度は子ども手当の支給内容の見直し、生活保護費の伸びの鈍化により、約23億円の減となります。従いまして、義務的経費全体では、約38億円の減、率にして3.0%の減となります。投資的経費については、日本銀行石神井運動場の用地買収の終了等に伴い、約12億円の減となります。
 つぎに、歳入歳出予算の款別の内訳についてです。歳入ですが、第1款から第10款までは一般財源です。財政計画で説明したとおりです。第17款の繰入金について説明します。先ほどご説明しました財政調整基金を含め約117億円の繰入れを予定しています。歳出ですが、4月に予定している組織改正に伴い、款の構成を、13款から14款構成に変更します。産業地域振興費および児童青少年費を廃止し、産業経済費、地域文化費、こども家庭費を新設します。表中の括弧内の数値は、平成23年度の款による金額を表示していますので、参考にしてください。

 つぎに、一般会計の款別の主要事業についてです。資料に、款の新設、廃止について、再度記載しています。また、組織改正に伴う事業の移行については、移行後の款で「○○費から移行」と記載しています。主要事業の内容については、お目とおしください。
 つぎに、特別区債の発行限度額についてです。合計欄に記載のとおり、74億6,200万円の起債を予定しています。平成23年度は、66億6,000万円でしたので、約8億円の増となります。この予定額を起債すると、平成24年度末の起債残高は約601億円となります。
 つぎに、積立基金の現在高についてです。一般会計では、平成22年度末の現在高は、569億2,400万円です。これに平成22年度決算剰余金約20億円を積み立て、平成23年度末の現在高は486億円余を見込んでいます。平成24年度に116億円余の取崩しを予定していますので、平成24年度末の現在高は374億円余を予定しています。つぎに、介護保険会計です。平成24年度は、介護保険給付準備基金で5億8,000万円の積立てを予定しています。また、介護従事者処遇改善臨時特例交付金基金については、23年度末をもって廃止をする予定です。資料では、平成24年度末現在高見込に数値が入っていますが、これは平成23年度の最終補正で整理する予定です。
 つぎに、特別会計についてです。特別会計については、恐縮ですが資料をお目とおし願います。

企画部長

 財政の逼迫が厳しいということで、編成の初期の段階から、各事業本部等のご協力をいただきながら、これまで進めてきまして、ご覧の内容で整理させていただきました。ご質疑をいただきたいと思います。

副区長

 基金と起債の残高については、資料の添付も検討してください。

財政課長

 今回の資料については、従前の例に倣い用意いたしました。基金と起債については、重要な内容ですので、口頭では説明させていただきました。今後は資料の添付も検討いたします。

企画部長

 その他、ご質問等がありますか。
 ないようです。それでは、別途、区長の決定をいただき、予算案として確定したいと思います。
 つぎに、報告事項の1番、平成24年練馬区新年賀詞交換会開催実績について、資料2がでています。総務部長からご報告をお願いします。

総務部長(資料2に沿って説明)

 1月6日に実施されました練馬区新年賀詞交換会の開催実績について報告します。参加者は1,392名で、うち会費納入参加者は1,246名でした。それ以外の参加者は、区の従事職員、出演団体、手話通訳者などで146名でした。過去3年間の参加者については、資料に記載のとおりです。若干の減少傾向というところです。
 今回は、東日本大震災義援金の募金箱を設置しました。募金合計額は34,574円でした。また、例年実施している練馬みどりの葉っぴい基金は、25,222円でした。
 新年賀詞交換会開催にあたり、管理職をはじめとする職員の皆さん、また、「練馬区にちなんだ商品」、愛称「ねりコレ」の商品販売にご協力をいただいた皆さん、練馬区公式アニメキャラクター「ねり丸」や練馬みどりの葉っぴい基金のイメージキャラクター「ぴいちゃん」の出演者など、全庁をあげて多くの皆さんにご協力をいただきました。この場をお借りし、お礼申し上げます。

企画部長

 平成24年練馬区新年賀詞交換会開催実績について、ご質問等がありますか。
 ないようです。それでは、報告事項の2番、平成23年度「練馬区成人の日のつどい」の実施結果についてです。児童青少年部長からご報告があります。

児童青少年部長(資料3に沿って説明)

 1月9日に「練馬区成人の日のつどい」を開催しました。参加者は、4,097名でした。昨年に比べ、参加率では1.2ポイント上昇しましたが、参加者数では37名の減となっています。
 昨年11月16日に開催された第8回定例庁議において、「練馬区成人の日のつどい」の開催について報告した際に、区長から、椅子席をなるべく多く増やすようにとのご指示をいただきました。そこで、これまでの369席から、消防法上最大限の席数となる537席に、椅子席を168席増やしました。着席した参加者については、式典に際し静粛に参加することができておりました。一方、着席していない参加者については、残念ながら式典に望む態度ではなかった方もいました。来年度の式典のあり方については、改めて検討したいと思っています。
 内容については例年どおりですので、お目とおしください。

企画部長

 平成23年度「練馬区成人の日のつどい」の実施結果について、ご質問等がありますか。ないようです。それでは、報告事項の3番、その他です。区長室長からご報告があります。

区長室長

 先ほどの審議事項に関連して、ご報告します。平成24年度当初予算について、1月30日火曜日、午後1時から2時まで、本庁舎7階防災センターでプレス発表を行います。なお、プレス発表用資料に関係する課の課長は、取材対応のために、当日午後6時30分まで待機をお願いします。本件については、改めて文書でも依頼いたします。

企画部長

 ただいまのご報告について、ご質問等がありますか。ないようです。それでは、つぎに、学校教育部長からご報告があります。

学校教育部長

 管理職の皆さんに、区立小中学校の卒業式への出席をお願いしています。本年は、3月23日金曜日に小学校、3月19日月曜日に中学校の卒業式があります。
 なお、ご出席いただく個別の学校名につきましては、2月上旬頃に正式な依頼をする際にお示しさせていただきます。また、お祝いの言葉につきましては、3月上旬頃にはお渡し出来ると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

企画部長

 以上で予定した案件は終わりました。この際、皆さんから何かありますか。ないようです。以上を持ちまして庁議を終了させていただきます。

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