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平成29年6月20日 第10回区長とともに練馬の未来を語る会(町会連合会支部会第15支部)

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ページ番号:878-189-762

更新日:2017年8月3日

「町会連合会支部会第15支部」の皆様と懇談しました

 練馬区町会連合会は、「各地域自治組織の発展と相互の連絡調整を図り、区民の生活の向上と福祉の増進に寄与すること」を目的とした区内町会・自治会の連合組織です。平成29年3月現在、区内町会・自治会250団体のうち約220団体が加盟しています。
 平成21年度から、区内を17地域に分け、それぞれの地域に支部組織を設けています。支部ごとに情報交換等を行い、各町会・自治会が地域の課題解決に向けて取り組んでいます。
 今回は、東大泉中央地域集会所において、第15支部(東大泉、大泉町2)を構成する町会・自治会の方々15名の皆様から、町会の運営等に関わるご意見、ご提案をいただきました。

【主なご意見・ご提案】

  • この15支部は、東大泉全域と大泉町の一部を区域としている。鉄道による南北分断、バス通りによる東西分断が地域の課題。駅に近いところは商店街もあって活気があるが、少し駅から離れると閑静な住宅街。
  • 東西・南北分断の1つの例として、今回の北口再開発においても、南側には関係が無いと言わんばかりに鉄道の南側に位置する町会・自治会は会議に呼ばれなかった。都市基盤施設は完成してからでは直せない。南口の富士見通りは車の相互通行で、危なくて人が通行できないような状況。車いすも通れない。そうした課題が伝えられていない。大きな施設を建てるときには、近隣の町会・自治会にも声をかけて、意見を吸い上げていくべきである。
  • 大泉地域は、練馬の中心地から離れているが、とても良いところ。大泉から練馬区を変えるのもいい。さらに、住みやすいまちへしていくためには、人の和(輪)が必要。声掛けが大切。顔見知りになって、住みやすいまちを自分たちで築いていく、これが町会の目指すところではないかと思う。
  • 当町会では、毎年、地域の子ども、若者、高齢者まで参加する盆踊りを開催している。「橋戸太鼓」の小学生が中学生になると、若者たちの会「橋戸会」が組み立てた盆踊りのやぐらの上に立ち太鼓を叩く。役員がやることがないくらい地域の若者が動いている。区長が区政において「改革ねりま」と言われているように、町会も改革が必要だと思う。改革していかないと地域は良くなっていかない。そもそも「橋戸会」も、地域で盆踊りなどのイベントを行い、地域を活性化させるために作ったもの。これまで人材育成に一生懸命取り組み、現在約60名の若手が橋戸会に所属している。また、町会においては、定年退職された方に早いうちから声をかけて、会計、総務の役員になってもらい、組織を活性化させている。協力者が多くて本当にありがたい。
  • 橋戸町会の体制は理想的であると思う。商店街も高齢化してきているが、二代目に声をかけ、今は協力してくれる人材が増えてきている。お祭りもそれ以外でも、様々なところで町会・自治会と商店会等が連携していけばよいと思う。
  • 北野神社のお祭りには、若衆会という担ぎ手の会がある。その若手は主体的に動いてくれる。そういう会を活かしていければよいのではないか。一方、民生委員のなり手がいなくて悩んでいる。
  • 新旧班長が集まって年1回総会を行っている。新任の班長は厳しいと言うが地域を知っていただくよい機会であると思ってお願いしている。班長には、前期・後期で2回集金や、加入の呼びかけもお願いしている。近所で、顔が見える関係を築くことが大切であると思う。小さい町会なので、周辺の町会と合同で盆踊りなどのイベントを行うなど、連携・協力しながら活動を行っている。
  • 当町会は女性役員が多い。ブロック長も女性である。女性の方が地域を知っていることが多い。当町会の事業の企画運営はすべて女性役員によるもの。自分の意見が通って、実現できることは彼女たちにとって大変な達成感がある。地域活性化のキーは、「女性」と「達成感」であると思う。男性がだめだということではないが、女性の意思を聞くことが大切ではないかと思う。
  • 交流の場を多くつくることが大切であると思う。当町会では、公園を2か所清掃している。週3回、高齢者と「橋戸会」とに分かれて行っている。和気あいあいと清掃活動が行えていることもあり、他の方々も興味を持ち、寄ってきて、自然と交流が図れている。
  • 町会役員を交代制にしたとしても、若い人はなかなか加入しない。女性の方の協力が得られない場合もある。当町会は小さいが、町会連合会に加入して、新年会などに顔を出し、他町会の情報収集を行っている。1つ自慢できることは、避難拠点運営連絡会の活動が活発なことだ。PTA会長が、PTAメンバーに対して、お子さんが卒業しても連絡会に残るように調整し、後任の推薦もしっかり行っている。避難拠点の運営には知恵と機動力がいる。年配の方は知恵を出す、若い人は動く、そうした関係でよいと思って活動している。しかし、町会で同じような関係を築いて活動するのは難しい。
  • PTAなど若い人たちは地区祭や学校行事などでは動いてくれるが、町会・自治会活動とは別であるように思う。
  • 当町会は、昭和24年に設立。高齢化が進み、現役員はほぼ70歳以上である。リタイヤした60歳代の方々が入らず、入会者数より退会者数が多い。役員の任期が長くなってしまい、やっている人自体が辞めたい気持ちもある。辞めたくても辞められない後継問題もジレンマである。町会のあり方、若い人や転入者、また辞めていく人にも啓発をしてほしい。活発化していくことも大切だが、どうやって組織を存続させていくかも大事な事だと思う。特効薬はないと思うが、何か良い手立てがあれば、1つでも2つでもイベント等に反映させていきたい。
  • 高齢化が進み、20~30年後には町会が無くなってしまうのではないかと危惧している。一方で、東大泉地区には新しい住宅が次々と建設されている。今の人たちは、会費100円を支払う見返りは何か、という考え方を持った方が多い。町会・自治会組織が無くなると行政も困ると思う。私たちも加入促進に力を入れるが、行政も住民税を軽減するなり、町会同士が競争するイベントなど、何等かの対策を検討していただけるとありがたい。何か新たなことをしないと、このままでは町会は本当になくなってしまうと思う。
  • 町会の会長職が長くなるとマンネリ化する傾向があるので、町会の会則を変えて役員の任期を3期6年の定年制とした。一方で、新しくできた住宅に勧誘に行って、何軒か加入していただいても、1年経って、何もなかったので退会するという方もいる。
  • 当町会も清掃を行っているが、メンバーが固定化してしまうのが悩み。
  • おやじの会は、我々町会のメンバーと一緒になって運動会などを手伝ってくれている。町会活動を手伝ってくれる人もいる。しかし、おやじの会を出た後に、町会活動に参加してくれるかはわからない。町会のイメージは古く、敷居が高い雰囲気がある。PTAの方も、町会役員をやっていない人が多い。
  • 回覧は不要かもしれないが、掲示板は町会や地域情報を発信できる貴重なツールで、なくてはならないものだ。確かに管理は大変だが、町会や地域の情報を発信できる有用な広報手段である。私設掲示板も増やしたいくらいだ。掲示板の委託基数は面積等で決まっている。今後も、管理を区に任せるのではなく、町会において自主的に積極的に活用していきたい。
  • 掲示板は必要であると思うが、強風のときは、ポスターが全部剥がれて無くなってしまう。今のままではいけないと思う。アクリル板付きの掲示板を導入していくべき。
  • 防犯カメラ設置の際の助成率が高くなったということで、当町会でも防犯カメラの設置を検討している。しかし、制度が分かりづらいうえ、職員の積極性が見られない。
  • 事件はむしろ住宅街の奥の方や川沿いなどで起こることが多い。そうしたところにも設置が必要かなと思う。
  • 学校に安心安全の会がある。防犯カメラは、以前は管理が大変という問題があった。補助は充実してきたので、問題は、設置場所とプライバシーである。解決のためには、町会として話を詰めて進めていく必要がある。昔と今とでは考え方も変わってきている。学校の安全安心の会などにも出席して、今後の検討につなげたい。
  • 公園に防犯カメラの設置をぜひお願いしたい。
  • 当町会は1,200世帯が加入している。防犯カメラの管理にあたり、考えなければならないことは、会員の方がプライバシーの問題をどう考えるかである。公園に設置するにしても、何のために、誰が管理するのか理解を得る必要がある。
  • 当町会では危機管理課に相談して、公園付近に無事に1台防犯カメラを設置した。危機管理課は、公園内への防犯カメラ設置については窓口になっていない。入口もしくは交差点などの場所に、当然警察とも相談をして設置した。しかし、子どもたちの安全を考えると公園内にも必要であると思う。その場合は、公園の所管課に相談することになる。やはり区の窓口は1本であった方が良いと思う。
  • 私の商店街では以前から防犯カメラを設置して、防犯に取り組んでいる。防犯カメラは有効であると思うが、結局のところ、警察が見て、使うことになり、本来警察の仕事であると思う。特に危ないところについては警察が設置すべきである。長い目で見て、1人月100円程度の会費である。町会が、維持管理費を賄っていくのは難しい。
  • 当町会では、商店会と連携して、危機管理課が中心となって会議を何度か開催し、防犯カメラをスムーズに設置できた。地域住民は防犯カメラがあることによって安心できている感じがする。
  • 西武池袋線の高架化が大泉学園駅手前で終わっているが、その先について目途はたっているのか。高架化されていた方が災害時も安心である。駅西側のアンダーパスは汚くなっており、現在でも徒歩で通る人はおらず、邪魔な存在になってしまっている。
  • 高架はしっかりとできているので、高架下は有効活用できるスペースである。西武池袋線の高架下に、石神井消防団第6分団の倉庫を設置していただいた。感謝したい。関越高架下の施設もありがたい。
  • 大泉学園駅東側の開かずの踏切については、拡幅工事を来年度に行うと伺っているが、進行状況について教えてほしい。
  • 鉄道の北側、以前ファミリーレストランがあったところに、駅へ行けるよう歩道を整備してもらったが、横断歩道がなく、不便な状況である。踏切の拡幅が行われれば改善するのではないか。
  • バス通りによって人の流れが遮断される町会もある。
  • 大泉地域は道路が狭いため、無電柱化を進めてほしい。電柱があることによって自転車事故も多い。
  • 5月5日に白子川で鯉のぼりをあげた。保育園児、幼稚園児も集まって盛大に行うことができた。7月7日は七夕のイベントを行うので、引き続き場所の協力をお願いしたい。
  • 区道は区が管理してくれるが、私道となると住人が自ら行うことになる。区に寄付をしたいが、全ての所有者から同意が得られないため、なかなか進まない。配管清掃を区でやっていただけるとありがたい。
  • 井頭町会の区域には大泉南小学校と大泉第二中学校がある。大泉南小学校の前から富士街道へ抜ける道路がある。この道は7:30~9:00は一方通行だが、逆走車が非常に多い。春・秋の交通安全週間では大泉南小学校の前で交通整理していると、平均して1日20台くらいが逆走している。通学途中に車が突っ込む事故がたびたび報道されており、大変危惧している。石神井警察署にも相談しているが、なかなか対策が進まず、そのままになっている。以前は警官に立ってもらったり、コーンを立てたりして、一時的には減少したが、今は元に戻ってしまっている。事故が起きる前に何とか対策を講じてもらいたい。補助135号線ができていないことも原因で、抜け道になってしまっていると思われるので、早く整備を進めてほしい。大泉第二中学校のこともあって進んでいないと思うが、早く進めてほしい。
  • 放射7号線の進捗状況について、教えてほしい。
     ご参加いただきました皆さま、本当にありがとうございました。

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